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個の力に頼った最悪のサッカーの内容で、ザスパ暗黒の時代とも言えた副島体制3年間で観客数も激減する中、人気復活の期待を背負い立ち上がったチーム初のOB監督、秋葉体制となった2013シーズン。
しかし、監督業初年ゆえの迷いが随所に見られ、選手起用やシステムも暗中模索で右往左往する中、チームはあろうことか降格争いまっただ中に突入し、チームとしても公式にシーズンの目標をJ2残留と下方修正。
そんな中、シーズンも後半に入ると奇跡的に1アンカーの3−5−2という、ザスパにとってベストマッチとなるシステムを発見し息を吹き返すも、最後の最後にはせっかくの3−5−2も捨てて守備重視の4−4−2で神戸、ガンバといった強豪との戦いを引き分けで終えた。
シーズン通じてのチームのバロメータは結局のところエースFW平繁を1トップにするのか、エデルらを組ませ2トップにするのか。
当然後者の2トップにした方が平繁が前を向けてプレー出来、それによって前線にタメも出来て攻撃の形も作れ、守備も安定するといった効果をもたらすが、秋葉指揮官がそれを本当に理解していたのか最後まで不明な煮えきれないシーズンとなった。
そんな終盤まで降格争いにも巻き込まれてしまった2013シーズンの観戦記をここに残しておきます。
(14.04.05)
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