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前ザスパ草津 群馬出身メンバー
NO.14 FW
佐藤 正美
〜2007シーズン引退、そして2018シーズンからトップチームコーチ就任!!〜
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ストロングFWマッスル正美、2018シーズンからトップチームコーチ就任!!
佐藤 正美(さとう まさみ)
生年月日 1981年8月26日
身長/体重 178cm/72kg
血液型 B
出身地 生まれは神奈川県、育ちは群馬県群馬町
利き足 右
〜経歴〜
群馬南中
前橋育英('97〜'00 '99、'00選手権連続ベスト4)U-18
横浜FC('00〜'03.9)(背番号10)
武蔵野横河FC('03.9〜12)
ザスパ草津('04〜'07)
−公式戦戦績−
(数字が出場数 ( )内は得点)
J2横浜FC
'00
'01 J2・22 カップ・4 天皇杯・3
'02 J2・25(1)
'03 J2・16(2)
JFL横河武蔵野FC
'03 JFL・8(1)
JFL〜J2草津
'04 JFL・30(9) 天皇杯・5(2) (←全試合出場)
'05 J2・28(5) 天皇杯・2(2)
'06 J2・27(2) 天皇杯・2(0)
'07 J2・12(1) 天皇杯・2(0)
■正美の応援チャント■
ゴー(ル)!!ゴー(ル)!!マッスル!!正美!!!!
ゴー(ル)!!ゴー(ル)!!マッスル!!正美!!!!
2013.1.20松田直樹メモリアル新春ドリームマッチ群馬2013にて、群馬県出身チームで先発し、自ら持ち込んでの積極的なシュート!!
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2018シーズンからトップチームコーチに就任!!
2018.2.11大宮アルディージャとの公開練習試合での佐藤正美コーチ
2007シーズンで現役引退した、元キャプテン・マッスルFW佐藤正美は、その後ザスパのスクールコーチから始まり、ザスパの下部組織U−15のコーチ、監督を歴任し、そしてそのままU−18のコーチ、監督を務め、ここ2年はアカデミーダイレクターも兼任してきた。
その間にA級ライセンスまで取得し、着実に指導者としての道を築き上げてきた佐藤正美コーチは、2018シーズン、かつて高校サッカー界で一時代を築いた布監督就任をきっかけに、布監督から説得される形で、ついにトップチームのコーチに就任となった。
もはやザスパのレジェンドとなっているMF松下裕樹と前橋育英での同級生であり、そして旧知の仲の横浜FCから移籍してきたジャンボ大久保などよりは年下ともなり、DF坪内にしても、同じ前橋育英で2年先輩という立場。
そんな、限りなく選手に近い佐藤正美をコーチに招聘した布監督としては、やはり正美コーチにしかできない選手のケアを考えての事なのだろう。
当時から深くファンに愛された正美コーチは、早速2月11日に大宮で開催された大宮アルディージャとの練習試合で、なんとコーチに向けてのマッスル正美チャントでサポータから暖かく迎えられたという。
もちろん、今でも自分の佐藤正美に対するファン目線は変わる事もなく、今シーズンは久々に練習場にも顔を出さないとな〜と、自分のモチベーションも上がるところ。
J3に落ちたが、絶対に1年でJ2に復帰するというミッションを成し遂げるために、正美コーチのチームを支える力にも期待したい。
頼みます!!正美コーチ!!!
(18.02.12UP)
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松田メモリアルで大活躍の正美!!
2013年1月20日、松田直樹メモリアル新春ドリームマッチ群馬にて、群馬出身チームで2012年夏に引き続き元気な姿を披露。
2012年の夏よりは身体を絞ったのか、明らかに動きが良く、自ら持ち込んでのシュートやヘディングでの惜しいアシスト、シュートなど随所で活躍。
前半途中だけ交代したものの、ほぼ80分近くマッスルプレーを披露した。
先制点の起点となったFW13佐藤正美
詳しくは以下の観戦記↓
松田直樹メモリアル新春ドリームマッチ群馬2013 群馬県出身チームで大活躍のFW佐藤正美!!(13.1.20)
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高田保則引退試合にて久々のマッスルゴールを披露!!
2012年7月22日、高田保則引退試合にて、ザスパオールスターズチームで久々の敷島で元気な姿を披露。
もう現役を引退し数年経ち、さすがに己の身体を極限まで絞っていた現役当時よりも線が太くなったが、相変わらずのマッスルプレーは健在で、そのプレーから相手DFとGKのミスを誘い、見事にマッスルゴールを決めて見せ観客を久々のマッスルコールで沸かせた。
マッスルコールにこたえるFW14佐藤正美と、共にマッスルポーズで祝福するFW9高田保則
詳しくは以下の観戦記↓
高田保則引退試合で久々のマッスルゴールを決めるFW佐藤正美!!(12.7.22)
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〜2007シーズンをもって現役引退を表明〜
(2007.12.1敷島陸上にて)
シーズン最後の挨拶を送りキャプテンとしての責務を全うするFW正美
2008年2月、現役引退を表明
ザスパ草津のキャプテンFW佐藤正美は2007年11月にチームから来期の契約を結ばない事を告げられ、12月からはトライアウトなどを経て次の移籍チームを模索しながらも将来の道を選ぶ事となった。
まだこの文章を書いている時点ではマスメディアでの公式発表は無いが、本人のコメントからするとJFLチームなどからはオファーはあったものの、やはり新たに増えた家族の事などを考えるとこれ以上のアマチュアチームでの現役続行は厳しいと判断し横浜FCのメインスポンサーであるレオックの関連のサッカースクールのコーチ業に就く事になったとのこと。
おそらくMF里見と同じくJFLチームアルテ高崎やかつてザスパに在籍した小久保、樹森、氏家らと同じく県リーグの図南SCなど地元でサッカーを続ける道もあったと思うが、今後の指導者としての道を歩む事も考えるとここでしっかりとコーチ業に就ける事は懸命な選択だといえる。
かつてゼッケン10を背負った横浜FC関連の仕事に就けた事もそういう縁があったという事だろう。
この4年間、いや、前橋育英時代から応援してきたファンとしてはもうあのマッスルゴールが見られないかと思うと寂しくてならないが、せめてものけじめ、はなむけとして2007シーズンの総括とこれまでの正美の残映を追っていきたい。
期待高まった2007シーズン・・・だったが
2006シーズンから植木監督復帰となり、更にキャプテンを任された事でいやがおうにも活躍への期待は高まったが、しかしなかなかスタメンには定着させてもらえず、あまり本来の力を発揮できたとは言い難いシーズンが終わり、ライバルであったFW太田やJFL時代からの盟友FW吉本もチームから放出となったことでキャプテン2年目となる2007シーズンはいよいよ2トップの一角を!と今度こその期待は高まった。
しかし怪我で出遅れなどもあったためか、開幕からの2トップはエース高田は鉄板として、相方には松浦、後藤涼、そして第1クール途中からは氏原がその席に就き、なかなか正美にチャンスが回ってこなかった。
確かにこの頃はチーム自体の調子も良く、結果も出ていたため、ここはまずは機会を待つしかないと思われたが、チームの調子が悪くなってきた第2クールになってもここ一番のところでの監督の構想から外れた。
やっとスタメン起用!!・・・も、え?サイド?
そして開幕から3ヶ月以上経過し、第2クールももう終わりが見えてきた第23節、ついに出番がいきなりやってくる。
それがなんとスタメンでの起用でびっくりしたものだが、しかしそのポジションは3トップの左サイド・・・
なぜ正美をサイドで起用するのかさっぱり不明だったが、とにかく与えられたチャンスを活かそうと攻守に渡ってガッツある正美のプレーを見る事ができたのは大変良かった。
しかしサイドであるせいか、なかなかゴール前に絡むような仕事はできず途中交代となり、結局その後もしばらくは不遇の日々が続く事となる。
この頃になるといい加減植木監督のベンチワークの不可解さが極まってきた時期で、足首に故障を抱える氏原やベテラン秋葉などを90分間無理に引っ張る事でチームの調子はどんどん悪くなっていった。
特にターゲットマンである氏原の交代役としては、どう考えても正美しかいないはずだが、その正美をベンチに置かないものだから交代相手がいないわけだ。
更に言うなら、ベンチにFWを1人も置かない日すらあり、当然そのような試合では交代枠3つを使いきるわけもない。
さんざんこれらの不可解としか言えない采配についてはこのHPで訴えてきたわけで、このHPの常連の方には伝わっていると思うが、まあようするに2006シーズンのFW太田を無駄に90分引っ張り、ベンチ枠を有効に使おうとしなかった事など、全く同じ事を繰り返したわけだ。
この点だけは本当に改善されないものだろうか・・・
確実にチームの勝利数に響いているのは明らかだが。
なぜトップでの起用がない??
せっかくスタメンで起用されたと思ったらサイドで、そしてそれ以降はベンチに入るべきときも入れさせてもらえず、それでいてチームは低迷、という正美ファンからするといい加減使えや、という鬱憤がピークに達しだした第3クール最終戦あたりから、後藤涼、氏原らの負傷離脱もあり短い時間ながらも試合終盤での出場機会を何度か得る事となる。
実際、めずらしく後半開始から投入された9月29日の鳥栖戦では見事にゴール前に詰め得点も決め、1−1の引き分けに貢献した。
惜しむらくは、結局まともにスタメンで起用される事が2007シーズンは一度も無かった事。
第3クール途中からザスパは4−5−1の1トップ制となったが、この1トップの位置で起用される事は一度も無かった。
本来ならば左にFWカレカ、右にFW高田を置き、トップに正美を入れれば、この2人のスピードと突破力のあるサイド攻撃からのクロスのチャンスを正美ならばより多く活かせたはずだったが、そういった起用が無かった事は残念でならない。
しかも高卒ルーキーのFW岩田にはこのチャンスが与えられたわけで、なぜキャプテンがこんなにも冷遇されないといけないのかやるせない思いばかりだった。
結局のところサイドでのスタメン起用1回と、その他の10分間程度しか時間が与えられない中でのわずかなチャンスのみでこのシーズンは判断される事となり、結局は解雇という事になってしまった。
それでも終盤はヴェルディ戦での豪快なヘディングやセレッソ戦での決定機など、短い時間の中でも見せ場は作った。
やはりもっと時間が与えられれば・・・と思うのはファンの勝手な意見なのだろうが・・・
正美という理想型
正美というFWのファンになれた事で、サッカーというスポーツにおける1点を取る意味、1点を取る重要性、1点にかける全ての想いを感じ取れた。
1点を取るということは偶然の産物でも何でもなく、その過程に至った必然性があるということ。
その1点をとる瞬間のために正美というFWは己の肉体を極限まで高め、相手DFより一歩でも有利な条件を作りだし、そして全身でボールをゴールへ叩き込む。
まさにフィニッシャーとしての理想像が正美にはあった。
よくいる長身FWのようなターゲットマンでもポストワーカーに徹するわけでもなく、とにかくゴールに、1点を取るために愚直に己の使命を果たす。
もっと正美というFWを軸に据えたチーム作りはなかったものかと今でも大変残念に思う。
ザスパには左にDF寺田、右にDF佐田というスピードとクロスの能力が自慢の両サイドバック、カレカ、高田というサイドアタックが得意なチャンスメーカーなどが多くいただけに、なぜ正美というフィニッシャーをゴール前に置けなかったのか・・・
特に氏原が戦列を離れた第4クールで2、3回はトップの位置で使って欲しかった。
やってダメなら仕方ない。
プロの世界ならば当然のことだが、しかしやってもいないうちに解雇とは・・・
返す返すも残念でならない。
お疲れ様でした、キャプテン
以上の通り不満の残るシーズンが続き解雇、そして現役引退となってしまったわけだが、まあそれは紙一重で明暗分かれるプロの世界でのこと。
本人の事を思えば若いうちの転身だからこそ将来の展望にもつながりやすい面もあるだろうし、もはやこれ以上身勝手な事を言っても仕方ない。
私としては正美という1人のFWの資質に惚れていたわけだし、多くの方は正美特有の魂のこもった気迫あふれるプレーの数々に魅了され、そんなプレーに励まされてきた。
ああいった選手がチームにいるといないのとでは、また違ったチームにもなるだろう。
何よりも正美には天性の人柄の良さがあった。
誰からも親しまれ、そして誰からも好かれた。
2年間キャプテンを務めたとおり、まさにチームの顔だった。
正美のゴールは常に気迫に満ち、そして劇的だった。
まさにチームを救う一発が多かった思い出がある。
そんな我々に与えてくれた数々のゴールシーンを胸に、今後の佐藤正美の人生にエールを送りたい。
本当にお疲れ様でした。
そして有り難うございました。
大切なご家族といつまでもお幸せに。
(2007.12.1敷島陸上にて)
愛息である長男とのザスパでの最後の記念撮影に応じる正美
(2008.02.28UP)
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〜2006シーズン総括と2007に向けて〜
不完全燃焼だった2006シーズン
植木監督からキャプテンに任命され、てっきりFWの軸としてシーズンを戦うものかと期待した正美だったが、2006シーズンは不完全燃焼の年となった。
チーム内において、正美はどちらかというとポストプレーヤーの位置付けになっているようだが、2006シーズンはJリーグ一の高身長196cmを誇るフライハイFW太田がいたため、ポストプレーといえばまずは太田、となったようであり、結局シーズン通じてこの図式は変わらなかった。
しかし正美自身、さほどポストプレーを得意に感じているわけではなく、やはり本人のプレースタイルとしてはフィジカルを武器としたゴール前での積極的なドリブル、ポジション取り、そしてゴールを狙うというところであり、スタメンでないにせよ開幕からベンチには入り続けた。
ベンチスタート、しかも出番は少なく
そして4試合目でシーズン初ゴールも決め、幸先いいかに見えたが、しかし相変わらずベンチスタートは変わらず。
植木監督の采配もシーズンを追うごとにその動きが鈍り、あまりに遅すぎる時間帯に正美を投入するなど、およそ効果的には使われなかった。
特にスタメンでの起用の多いFW太田やFW吉本らは後半20分過ぎると途端に動きが鈍るので、もっと早めに正美に交代させればチームとしてかなり有効に思えてならなかったが、残念ながらそういう当たり前に思える采配があまり見られなかった。
常日頃から、植木采配については試合スタート時の相手を研究しつくした勝つための戦術としてはかなり凄まじいが、なぜか後半のベンチワークが悪すぎるという、このギャップを感じ続けた1年だった。
ベストゲーム、横浜FC戦
そんな中でも正美は辛抱強く出番を待ち続け、毎試合10分から15分程度しかない短い時間の中で必死に自分のできるプレーをアピールし続けた。
特に第4クールに入ったばかりの9月23日の横浜FC戦では後半26分から投入されると、持ち前の力強いドリブル突破で相手ゴール前を突き、相手DFもたまらずファールで倒しPKを得る。
その後優勝でJ1に昇格した堅守の横浜FC相手に、なんと2得点をとって勝つという快挙を成し遂げられたのは正美のドリブルのお陰だった。
あの試合、植木監督は同点とよく粘っているところでFWを1枚増やすという攻撃的采配で先制、更にアウェーで横浜相手に勝っているというのに正美を投入するという今シーズン唯一ともいえる積極的采配が功を奏し、この大金星となった。
明らかに2007シーズンのザスパのベストゲームだった。
シーズン終盤、謎の植木采配
それ以降の植木采配にはおおいに期待したものだったが、なんとこれ以降の試合ではFWを1枚もベンチに入れないという世にも珍しい采配が目立ち、ベンチ要員になぜか守備的な選手ばかりを揃えはじめた。
未だにこの謎の采配については不明であり、なんとなんと、ザスパは横浜FC戦の大金星以来10試合勝ち星無しという不名誉な記録を作ってしまった。
はっきりいって監督の采配ミスであり、またこの間正美の出場は後半途中の3回のみだった。
いったい、あの横浜戦はなんだったのか・・・夢でも見ていたのかと思えるほど、あの試合の成功は植木監督の頭からは忘れ去られた。
シーズン終盤には6試合連続ベンチからも外れた。
おそらくこの間は来シーズンに向けた戦力の見極めのためのテスト期間だったのではないかと思える。
特にようやく怪我から復帰したFWマーロンを植木監督は試したかったようだ。
(結果的にマーロンは私の目からすると全くの不合格だったが、なぜか契約は継続された)
様々なチーム事情により、正美にとっては不遇のシーズンとなった。
まるでキャプテンだから我慢してくれ、と言わんばかりの扱いであり、正美ファンの私などにとっては全くもって不満だった。
明らかに実力としては植木監督には買われていたのに、試合に出られなかった。
現に一発勝負である天皇杯では正美はFWの軸として珍重された。
(残念ながらJ1大分という最も厳しいタイプの相手に完敗してしまったが)
2007シーズンの展望
さて、2007シーズンの展望としては、ザスパのFW陣はかなりの激戦区だ。
まず当面のライバルは昨年の太田と同じく高身長が特徴のFW氏原(身長184cm)だろう。
おそらく植木構想としてはエースFW高田との2トップを軸と考えている事は見え見えだ。
確かに組み合わせとしても高田と氏原ならばバランスもいい。
そしてヴェルディからのFW松浦は体格や年齢なども似通っており、どうも特徴が似ている気がする。
また、横浜FCからレンタル加入した高経付属出身の地元プレーヤーMF吉岡も、1月4日のザスパとの新春マッチでは名刺がわりのゴールを決めている。
本人はFWでも勝負したいらしい。
マーロンもFW登録だが、練習試合などをみるとどちらかというと今シーズンは2列目のサイドアタッカーとして使われるようだ。
それだけ今のザスパのFW陣が充実している証拠だろう。
高田、氏原、松浦、そして正美と、現在はこの4人が2トップの一角を横一線で狙う事になる。
特に高田・氏原構想に風穴を空けるにはやはり結果だろう。
決定力という点では正美は頭一つ抜ける力があると私は見ている。
昨年はゴール欠乏症に一時期悩んだみたいだが、今シーズンオフの練習試合ではチーム得点王になる勢いで得点を重ねており、調子の良さが垣間見える。
キャプテンは継続だが、周りのサポート体制は強化
ところで2007シーズンもキャプテンは継続。
植木監督からキャプテンのプレッシャーで結果にも影響したか、と聞かれ、大丈夫、引き続きやりたい、と自ら進言しての継続とのこと。
しかしFWというただでさえ重圧のかかるポジションで、キャプテンという重みが影響しないとは言い切れない。
そこで今シーズンからゲームキャプテンを別に設け、DF5チカが今シーズンはキャプテンマークを巻く事になる。
これで試合中は左腕のキャプテンマークからの無駄なプレッシャーを感じる事は無くなる。
また、副キャプテンにはMF18櫻田が就任。
さっそく各マスコミ関係の露出で櫻田の出番が増え、その点でも正美の負担は軽減されている。
昨シーズンオフは本当に引っ張りだこだったよね、正美は・・・
このとおり周りのサポート体制も強化された中で、キャプテン正美の活躍に期待したい。
ご結婚おめでとう!
さて、最後に忘れてはならないのは、年明けに発表された正美の結婚報告。
私自身、共通の知人を通して奥さんには一目お会いしており、もうそろそろじゃないかと思っていた。
それにしても正美さんにはもったいないほど・・・いやいや、本当にお似合いのカップルだ。
本当に正美さんは幸せ者です。
今シーズンからは自分だけでなく家族を守るためにも、より一層の頑張りが必要となるだろうし、本人も相当の意気込みでこのシーズンを迎えているようだ。
身体は熱く、そしてクールにゴールを量産して欲しい。
(2007.02.16UP)
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〜2006からはキャプテンに任命〜
青天の霹靂 2006年 キャプテンに任命
これにはさすがに驚いた。
1月10日のFMぐんまでの発表がおそらく一番最初かと思うが、その前日の練習で正美選手と話しをする前に、随分とインタビューを集中的に受けているな〜とは思っていた。
それがまさかキャプテン就任についてのインタビューだったとは・・・
通常のキャプテンは・・・
それにしてもなぜ鳥居塚キャプテンからの移行なのかよくわからない。
キャプテンは通常チームの後ろの方のポジションの選手が務める事が多い。
理由として、DFやボランチの方がチーム全体を後方から見渡せるし、チーム全体に声も出しやすい。
また守りの選手はチームの骨幹であり、そうそうメンバーの入れ替えがない。
ましてや試合途中の交代となると守備が一気に乱れる可能性があるため、守りの選手が交代させられるケースはよっぽどの怪我、疲労か、捨て身の攻撃にいくかという時でないとあり得ない。
そう、キャプテンはコンスタントに試合に出る必要がある。
だからボランチという後方のポジションであり、チーム随一のベテランであり、そしてほとんどの試合に出場(2006年の第4クールはさておいて)する鳥居塚はキャプテンに適任だった。
しかし今日新たなに知った情報で鳥居塚は今年はコーチ兼選手になったとのこと。
つまりコーチとして他の選手も指導しながらのシーズンになりそうだ。
これはつまり、加齢による体力の維持の難しさから、フルシーズンでの活躍は厳しいだろう、ということで、コーチを兼任すると共にキャプテンを辞任する必要が出たのだろう。
そこで白羽の矢が立ったのが正美というわけだ。
珍しいFWのキャプテン
それにしてもキャプテンがFWとなると支障が多い。
チームの骨幹を変えずに流れを変えたい場合はFWを真っ先に変えるのがセオリーであり、FWである正美は試合にフル出場する割合が低い。
また、2つしかないFWのポジションに、チームは通常4人はレギュラークラスのFWを用意する。
後半投入も含めて。
つまり調子によってはスタメン落ちも当然あり得る。
逆に調子を落としたFWを頑なにスタメンで使い続けるチームはたいてい失敗する。
2005のヴェルディのFWワシントンがいい例だ。
これほどポジションが確約されないFWのポジションの選手がキャプテンを務めるということは、これはよっぽどの事だ。
植木監督の構想はいかに?
キャプテン任命は当然植木監督がほぼ独断で決定したと思える。
そうでなければ鳥居塚がコーチ兼任などでなく、そのまま留任するか、DFリーダーの斎藤竜あたりがキャプテンになるだろう。
つまり植木監督にはそれなりの考え、理由、構想があるのだろう。
決して2005シーズン、コンスタントに試合に出たとは言い難い正美を、しかもFWの選手を敢えてキャプテンに任命したということは、つまりこれからのチーム作りを如実に表しているはずだ。
ある意味正美と心中するつもり、と言っても過言ではない。
どん底まで落ちたザスパを再び蘇らせるために、植木監督は決意したのだろう。
キャプテンの資質
頑張れ正美!
また、戦術以外でも正美のキャプテン就任はある意味納得できる。
マッスルの名のとおり、プロである以上己の身体を鍛える事は植木監督の考える走るサッカーには必要不可欠であり、その先導となる役目。
誰にでも親しまれる人柄で、多くの新規加入選手が入る中でコミュニケーションをとる役目。
地元出身であり、ファンからの人気もある、ザスパ人気向上の役目。
責任は確かに重く、キャプテン初経験の正美への重圧は計り知れない。
当然キャプテンという事だけでポジションが約束されるわけでもなく、今まで以上にFWとして結果、得点が求められる。
しかしこれはチャンスだ。
サッカー選手として一皮剥ける上でも今年は勝負の年となりそうだ。
下手な気負いはいらない。
正美なりのキャプテンのスタイルで、今まで以上にゴールに立ち向かって欲しい。
(06.01.10UP)
〜元Fファンの勝手な批評〜
2005の正美の総括
2005年、J2入りしたザスパと共に正美のシーズンは始った。
ハワイキャンプからとにかく走り込みをし、システム的には3トップのサイドでのプレーも練習するなど準備を行い、いよいよシーズン開幕!・・・のはずだったが、このシーズン開幕直前に怪我をしてしまった。
怪我自体は軽いものだったが、このシーズン開幕に乗り遅れた事は大きく、シーズン開幕から1ヶ月半もの間、ベンチにも座れない日々が続いた。
そもそもFWが多すぎる。#13宮川をはじめ、セレッソからレンタルの#11御給、#20吉本、#24酒井と3トップのポジションを狙う。
しかしなかなか得点も上げられずに勝てないザスパは当然FWも入れ替えを始め、正美もベンチスタートから徐々に出場機会を得る。
それまでFW陣の軸だった宮川も重症を負い、一向に結果の出ない御給もメンバーから外れはじめ、酒井も4月中旬に怪我を負う始末。
3トップも結果が出ないため2トップとなり、FWの枚数が減ってしまったが、試合出場に飢えていた正美は出場するや早速持ち前のフィジカルを活かし、身体を張って前線の起点となった。
アウェ−で初ゴール!も波には乗れず
やっと正美のシーズンがはじまり4試合目、アウェ−湘南戦でついに初ゴールを決める。
アウェ−のため直接観てはいないが、ゴール前左端からの滑り込みながらのゴールだったらしい。
このゴールで1−1の引き分けとなりチームに久々の勝ち点をもたらした正美は、その後しばらくスタメンが続くものの、なかなか結果がその後続かない。
チームは4バックのワンボランチで守備が崩壊し5月中旬、ついに3バックに戻る。
守備が安定したザスパだが、この頃なぜか#30樹森と#20吉本の2トップが増える。
この2人は共に前線で身体を張るタイプではなく、裏のスペースでボールを受けてなんぼの、いわゆるシャドーストライカーと言われるタイプ。
しかし当然隠れる壁がなければシャドーにはならない。
この壁となり前線で身体を張り敵の的を集中させるポストプレーヤーが不在でほとんど前半は攻撃が繋がらず、後半に正美が投入され急に攻撃が繋がりはじめる試合が続く。
なぜ手塚氏は全く同じミスをいつまでも繰り返すのか訳が分からなかった。
吉本か樹森のどちらかを正美と組ませ、後半に片方を投入すればそのスピードがもっと活きるであろう事は明白なのに、だ。
8月、再びスタメンの座を掴むも
不可解な戦術が続き、相変わらずチ−ムは低迷する中、7月末の鳥栖戦で#7MF佐田の活躍で久々の勝利を得るという分岐点を迎え、その翌週の8月から正美はスタメンの座を再び掴む。
しかしなぜか前節活躍した佐田をスタメンで使わないなど、相変わらず不可解な采配の中チームは波に乗れず、正美もなかなか結果が出ない。
そんな苦しい中でもまたまたアウェ−の水戸戦で貴重な得点を上げ、またもやチームに引き分けをもたらす。
しかし不運なことに5月のゴールと共にアウェ−でのゴール、しかも引き分けと、いまいち地元ファンへのアピールにならず、いつしか点が取れない事に対し正美への批判の声が高まった時期でもあった。
9月、御給の陰に隠れる
ここで正美に更なる不運が訪れる。
9月始めの試合となった#11御給が久々のスタメンに復帰。
監督としてもいちかばちかの最後の賭けともいえたが、この徳島戦でたまたま御給が得点を挙げ久々の勝利をもたらす。
それまでポストプレーといえば正美、となっていたポジションを奪われ、9月は出番なし。
しかし御給はその1点の他は全く活躍できず、10月、再び正美に出番はそこそこ回ってくるものの、この頃ザスパの攻撃には決定的に欠落したものがあった。
それがサイド攻撃の欠落。サイドからクロスという攻撃のセオリーの損失。
本来右利きの佐田はなぜか左サイドに固定となり、右サイドで最高のドリブル突破とクロスを見せてくれる#24酒井がなぜか起用されない。
全くクロスが入ってこない中、正美は孤立の状態で前線でボールを受けるも、その後攻撃は続かず。
結局シーズンを通して、これだ!というパターンを確立できないまま正美もその餌食となった。
10月、愛媛FC戦での奇跡の2ゴール!
チームと共にあまりに苦し過ぎるどん底のシーズンが続く中、J2入りが確実となったJFL愛媛FCとの天皇杯での決戦が10/9に行われた。
カテゴリー上ではザスパが格上とはいえ、J2最下位独走のザスパとJFL首位の愛媛FCとのこの戦いは事実上の入れ替え戦ともいえる試合であり、そして試合は後半40分まで案の定1−2と愛媛FCの勝利が濃厚となった。
ここで奇跡のゴールを挙げたのが、後半20分から投入された正美。
後半41分、42分とたて続けにゴールを押し込みチームに逆転優勝をもたらした。
これまでホームでなかなか点がとれず、アウェ−で点を入れても勝利につながらなかったが、このホームでの逆転の2得点は誰よりも地元のファンに大きなアピールとなり、ポジションを確固たるものとした正美はその後ほとんどの試合でスタメン出場を果たし、8試合で3得点の活躍を見せた。
2006年の正美の展望
昨年FW陣でレギュラーをはってきた#13宮川、#11御給、#30樹森、#24酒井らがみんな放出となり、残るは結局一昨年と同じ#20吉本と#14正美のいつものコンビに戻った。
その他にもサテライトからの佐藤大典や樋口などもいるが、やはり前線で身体を張るタイプは現在正美しかいない。
チームとしてもこれではまずいと思うので、いい加減何かしらの補強を考えていると思うが、今のところその情報もないし、そもそもライバルがいようとも結局は自分との戦いとなるのがプロの世界だ。
とりあえずここ数年大きな怪我が無いのは幸いだ。
それもやはりマッスルボディのお陰だろう。
今後もザスパのエースとして、チームの顔として確立して行く意味でも、常にFWは結果、得点が求められる事になる。
ザスパは攻撃陣が軒並み入れ替えとなってしまう事になるので、2006年の展望はなかなか難しいし、またしても連係面などで一からやり直しとなってしまうが、もしキャプテン鳥居塚が司令塔となり、育英の後輩の佐田が右サイドで固定となるなら、連係の面では心配ないだろう。
ポストプレーと前線への飛び出し、そしてゴールの量産を期待したい。
(06.01.09UP)
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〜2005シーズン当初の紹介文〜
全身これ凶器のストロングFW
正美のプレースタイルはまさにストロングFW。
日本で有名なストロングFWというと現在ドイツにいる高原がいるので、まあそれに近いのかな、とイメージして頂ければいい。
ストロングFWとは?
ただし高原は球際や人に強いといったストロングに加え、敵DFラインをクロス(横、斜め)の動きで華麗に抜けるタイミングや、更に決定機にゴールをきっちり決める決定力も併せ持つので、フィジカルコンディションさえ十分ならば代表確定の評価を得ている。
つまり、正美には高原をいいお手本としてこれからも精進してもらいたい。
現在のところ、ゴールを決めた際のポーズで「マッスル、マッスル」と本人自らやっているとおり、とにかく全身の肉体を武器に、身体ごとゴールに飛び込むプレーを身上としている。
そもそも前橋育英というチームはとにかく高校生の割にはがっちり身体を作ってくるのが伝統なので、正美はまさに育英というチームを体現しているプレーヤといえる。
2004シーズンは全試合出場
FWというポジションがら、試合にフルで出ることはほとんどない。
2004年での前半戦でもベンチスタートも何回かあった。
しかしFWというポジションはよくしたもので、ベンチスタートでも必ず試合に出られる。
野球でいうリリーフピッチャーのようなもので、チームの土台を変えずに、流れを変えたい場合はサッカーというスポーツはFWを変えるのが一番てっとり早く、セオリーだからだ。
よって、正美はカードによる累積出場停止もなく2004シーズン、全試合出場を達成した。
自分が思うに、FWというものは2人分しかポジションがないが、交代も含めると3ないし4人までは十分レギュラーと言って差し支えないと思う。その3、4人の間でレギュラー、ベンチの実力差、監督としての扱いにほとんど差はない。
(実際の選手からすればもちろんスタメンが一番でしょうが・・・)
逆に切り札となるFWを敢えてベンチスタートさせる作戦は全世界で非常によく見られる。 かつての鹿島本山やジュビロ川口などが典型的な例・・・どう考えても小笠原や中山よりは実力が上だが、”敢えて”ベンチに置き、後半相手DFの足が止まったところで効果的に投入すると、相手は本山のフェイントや川口のスピードに全くついてこれない。おっと、かなり話が脱線した。
剛の正美と柔の吉本を確立
2004年シーズンの6月頃、ザスパの戦績はどん底まで落ちた。(3分2敗)
その頃からチームを救うべく流れを変えたのがFC東京から来た圭志であり、そしてもう1人がルーキー吉本。
(大変個人的な余談だが、嫁は吉本の大ファン。あのサッカー選手らしからぬ、すらっとした身体付き、足の長さが”素敵”らしい・・・そんな要素はサッカーにはいらねえ!!!!!(当社比5倍の怒)典型的な日本式中肉中背の旦那への当てつけか。)
吉本は7/3にはハットトリックを決め、チーム内のポジションを確立させた。
その吉本は正美と比べるなら”柔”。
その頃からスタメンは正美と吉本というコンビが天皇杯が終わるまでほぼ固定化され、常に前線で身体を張る正美と、1.5列目で時にはトップ下のような働きも担う吉本の2トップは1つの型にはまった。
サッカー以外の事
出身は神奈川でも、地元は群馬(本人談)
(ここからの内容は正美と友達である職場内の知人から得た情報満載でお送りします)
正美の生まれは確かに神奈川県なのかもしれないが、小学生の頃には既に群馬県群馬町に住み、本人としては完全に群馬県人との事。
週末ともなるとほぼ毎週地元の群馬町の某酒屋で地元仲間と呑んでいるらしい。
(マッスルパフォーマンスもその呑みの席で仲間が思いついたとか・・・)
会いたい人は県道高渋沿いの某酒屋に金曜か土曜に行ってみては?
そんな郷土愛に溢れる正美はザスパの”顔”としても活躍。
ハワイキャンプから戻った後も、そのまま小島と東京に残り、ヒルズで草津の宣伝キャンペーンにも参加。その他テレビや雑誌などメディアにも正美の坊主は目立つのか真っ先にインタビューを受ける。サービス精神も旺盛なのでファンからの人気も高い。
(その他その知人からはウソかマコトかというような事もいくつか聞いていますが、その点についてはもちろん他言できません)
(2005.02.02UP)
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