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How do you like Wednesday?

ついに関東で放送!!
水曜どうでしょう2006新作
テレビ朝日で堂々一挙放送決定!!!

2007年
6月24日(日)深夜2:35〜4:25 第1夜〜第4夜
7月1日(日)深夜時間未定 第5夜〜第9夜

(※7/1の放送時間は各自よくヤフーテレビ欄などでチェックしてください)

横棒



ついに放送決定!!2006年新作

いや〜まさか放送が決定するとは、半ばあきらめていました。

そうです。北海道でもやっと2007年1月に放送されたばかりの2006年新作がなんと関東でも観られます。
(ちなみに2006年に録られ、作られたのに、放送は2007年になってしまったという、2006年新作といえばいいのか2007年新作と言えばいいのか、紛らわしくなっているとのこと)

それも毎週30分1夜ごとにちまちま2ヶ月以上に渡って放送されるのではなく、2日間で9夜分を一気に放送!!

これならば、録画失敗、野球中継の延長で失敗、といったミスもなく一気にビデオ、DVDに録れます。

これがどんなに素晴らしい事か。
ちょっとここでいろいろなポイントの観点から書きたいと思います。



第1ポイント 「新作」とは??

そもそも「水曜どうでしょう」というバラエティ番組は1996年の10月から2002年10月の6年の間、北海道の朝日系列ローカル局HTBで放送されたものです。

つまり2002年の段階でいったん「レギュラー番組」としては終了しています。

その後、2003年3月から毎年2枚程度のペースで過去6年間の放送を再編集した「完成版」のDVDを少しづつ発売しており、その第一弾のDVD「ベトナム原付縦断」が爆発的に売れた事で主役である大泉洋さんも一気に全国区になったわけです。

その話題となったDVDの発売をはじめ、名物ディレクター陣はその後も精力的に活動。
主なレギュラー活動としては公式HPで日々「日記」や「掲示板」を更新し、「どうでしょう本」、「写真集」、「どうでしょう祭り」といった新企画を次々と打ち出し、レギュラー放送が終わった後もリアルタイムでどうでしょうの活動を継続してきました。


レギュラー放送終了後も作り出される新作

しかし、当然の事ながら水曜どうでしょうとは本来テレビのバラエティー番組であって、それ以上でもそれ以下でもありません。

つまりはいつまでもそんなテレビ以外の他媒体での活動ばかりやっているわけではなく、定期的に、主に1年間(1年半?)に1回程度、レギュラー放送の時と同じように大泉、鈴井、藤村、嬉野の固定メンバー4人(時にはonちゃん扮する安田さんなども加わる)で”旅”に出て、そしてその模様を後日2ヶ月余りの間、当時と同じように毎週深夜に30分づつ放送するわけです。


つまりは、決して半年に1回の特別番組として2時間や3時間一気にどど〜んとスペシャル番組を打ち出すわけでもなく、あくまで1週間に30分ごとにこつこつ北海道限定のHTBというローカル局で放送する。


これが「新作」です。


つまり、過去1996年から2002年の6年間の放送で、徐々にDVD化されているものが「レギュラー放送」。

そして2003年の後から時たま作り出されている出来たてほやほやのものが「新作」という事です。


ちなみに過去の新作としては

’04 ジャングルリベンジ
’05 激闘!西表島

とがあり、今回が

’06 「???」

となります。



第2ポイント 一挙放送であるという事
〜2004年新作の悲劇〜


2002年のレギュラー放送終了後明けすぐの2003年はプチ復活と称し、九州は熊本の姫だるま工房を一泊二日で訪れただけ。
その翌年の2004年から、水曜どうでしょうはレギュラー放送以来の新たな船出としてほぼ1年に1回の「新作」がスタートしました。

いよいよ本格的な活動再開とばかりに、気合いの入った大泉さん以外の3人の制作陣(藤村、嬉野両ディレクター、企画立案も担当するタレント兼任の鈴井さん)は敢えて自らにムチを打つように過去最も厳しかったロケ地、マレーシアのジャングルを再度選択。

なんでよりによってここを選んだ???と泣き叫ぶ大泉さんをいつものように強制的に(騙して)拉致し、あの厳しい猛獣潜むジャングルの奥地へと再び挑みました。


なかなか新作が放送されない関東

そんな待ちに待った新作が2004年5月に北海道で放送され、北海道以外に在住のどうでしょうバカ達は垂涎の思いでこの新作をいつ観る事が出来るのだろうか、今か今かと虎視眈々とその機会を待ちます。

5月すぐにでは無いにしても、東北やその他地方の朝日系列のローカル局達はいちはやくこの新作の放送日を決め、本家・北海道HTBに一歩遅れながらもこぞって放送しあう中、あろうことかテレビ朝日というキー局が直に放送圏を持つ関東だけはこの放送がなかなか決まりません。

それはテレビ朝日というキー局ならではの、動きの鈍さ、反応の鈍さ、そしてキー局がローカル局の番組をおいそれと放送できるか、というプライドと敷居の高さを垣間見る思い。
また、実際は放送協約というものがあるらしく、各地のUHF局などと放送を共有できないといったような色々な縛りがあるらしい。

つまりは関東という地域は、全国放送を観る際はいち早く観る事ができるものの(例えば笑っていいともが夕方放送される地域もあったり、たいていの番組が1週間遅れなどの他の地方に比べ)、ローカル番組を観るのには大変不便な場所でもあるわけです。

この事態に関東中のどうでしょうバカはまさに爆発寸前となるなか、ついに7月、その新作の放送が朝日テレビで決定しました。


ああ・・・悲劇の録画失敗

しかし悲劇は起こりました。
当時から既に毎週予約で群馬テレビの「どうでしょうリターンズ」を録画しては大事にとっていた我が家では、この放送決定の瞬間から当然のようにテレビ朝日のその深夜の時間帯を毎週予約しました。


どうでしょうは30分番組のため、1週分だと非常に短く、正直ものたりないものです。
できれば2週、3週分程度は貯めて一気に観たいというのが人間の心情であり、なおかつ当時公私に忙しかった我が家ではしばらくの間録画をHDDに任せっきりにしておりました。


しかし・・・!!!

1ヶ月ほど経った後に新聞欄を見て気付いた事がありました。

なんと、その深夜の放送は実は毎週木曜でも深夜2:30からでもなく、毎週毎週、その放送曜日も放送時間もバラバラで違っていたのです!!!

浅はかでした。
多忙のあまり新聞欄のチェックも公式HPのチェックも忘れ、毎週群馬テレビを録るかのように当たり前のようにHDDに任せっきりにしていた天罰が下りました。


結果として録れていた番組はつぎはぎだらけの2、3話程度。
全くお話にならず、もはや新作を観るのは諦め、次の機会を待ちました。

結果的にはその後1年以上かかりDVD第6弾としてこの新作「ジャングル・リベンジ」が発売され、晴れて観る事ができたわけですが、この間の新作を観る事のできなかった後悔と無念は今でも忘れません。

加えて、やはりテレビ朝日というキー局ゆえの融通の利かなさ、どうでしょうの新作というファンにとってはあまりに重要な番組を、「なんだよ、そんなにローカル局のが見たいのか、じゃあしょうがねえから放送してやるか」的な扱いの軽さがまたしても滲み出ているような思いを受けました。

まあ、このあまりの衝撃を受けた教訓から、その後の私は逐一公式HPをチェックするようになり、また放送時間などもかなりマメにチェックするようになったわけですが。
(主に大泉さん出演の番組など)




・・・しかし!!!

今回の2006年新作ははそんな曜日も時間も不定期なわけではなく、たった2日間で一挙にまとめて放送です。

この2日間だけ注意すれば、漏れる事無くきちんと録れます!!観れます!!



第3ポイント ネタばれ禁止の企画内容

さて、この新作について、実は私も内容は一切知りません。

水曜どうでしょうの面白さの一つとして、新しい企画、旅先をぎりぎりまで教えない、という事があります。

つまり、先に語った大泉さんが騙されてマレーシアのジャングルに再度連れていかれてしまったように、視聴者も大泉さんと一緒に企画の内容や行き先を知らされずに、その発表の瞬間までドキドキ待たされるわけです。

そしてそのとんでもない行き先、そしてその行った先でのとんでもない企画を聞かされる大泉さんの”至極のリアクション”に楽しみながら、大泉さんと一緒に驚き、そして笑うわけです。


新作の内容はいかに??

その”感動”を共感してもらおうと、作り手であるディレクター陣も”ネタばれ”しないように公式HP等でもその内容は知らせません。
たとえ北海道で既に放送しようとも、まだ観ていないその他の地域のファンにネタばれしないように、あくまで旅先、企画内容は隠し通すわけです。

むしろ、旅に本当に行ったのかすら実は内緒です。
旅以外の全く違う企画をやったのかもしれません。


だからこそ、こちらも先にネタがわからないよう、貯め録りしている間も、きちんと録れているかどうか「つまみ見」することができません。
一瞬でもみてしまうと、どこに行ったのか、どういった内容なのかすぐにわかってしまうからです。
そしてあの2004年の悲劇が起こってしまったわけですが・・・


第4ポイント 放送されるとは限らない「新作」

前回の2005年の新作「激闘!西表島」はついにはテレビ朝日で放送されず、いち早くDVD化となりました。(2007年3月に発売されたばかり)

今回ももう随分と日が経ち、もはや関東での放送は無いものと諦め、次のDVD化はいつか、と既に気持ちを入れ替えていました。
(日記の藤村Dのコメントを見る限りでは、今後は新作を即DVD化、という流れにはしない、とのこと。まあ、過去6年間のDVD化の進捗がだいぶ遅れているからね)

その2006年の新作がこれほど確実な方法で見ることが出来るということは幸せな事です。

そんな、あらゆる意味を持つこの「2006年新作」を、どうぞ関東の皆さんはお見逃しのないよう、ご覧になって下さい。

(※関東ローカルでの特別枠のため、他の地域では違うようです。例えば長野とか。)




(2007.06.19UP)






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