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ザスパ草津
平成19年1月4日(木)
新春ドリームマッチ群馬2007
群馬県出身JリーガーVSザスパ草津
豪華出場メンバー発表!!

横棒


ついにあの松田がサカラグに帰ってくる?

数年前から始まった群馬出身サッカー選手を集めた新春マッチ。
最初は前橋育英VS前橋商業のOB同士などの対決だったが、昨年の2006からはザスパ草津と群馬出身チームとの対決に変わり、2007年新春(1月4日(木))でも開催される。

育英がベスト4に進んだ時のメンバーや、マリノスなどのJリーグトップチームで活躍するMF清水などの、私にとっては興味深い出場選手ばかりで毎年楽しみだったが、やはりシーズンオフ中であり怪我も心配されるため、日本代表の当確線上にいる選手は出場を辞退する事が多かった。

しかし今回はどうしたことだろうか!?
ついにあの、未だに国内DFでは最高の選手だと私が信じて疑わないマリノスのDF松田をはじめ、現役日本代表DF青山(清水)、U−21で活躍する田中アトム(新潟)など、正真正銘の現役代表クラスが続々と出場予定選手に名を連ねる。
大丈夫なのか?特に青山などはチームと代表のかけもちで、シーズン中は相当疲弊しただろうに、こんなところに出ている場合か?


ポジションが足りないドリームチーム

まあ怪我の具合などもあるだろうから、松田などの場合は当日までわからないだろうが、とにかくメンバーが凄い。
21日(木)の上毛新聞に載っていたメンバーでスタメンを組もうと思っても、あまりにも豪華すぎてポジションが足りない。
とりあえず育英や前商のスタイルでもあるオーソドックスな4−4−2を想定して選手紹介といきたい。

石原(相川) 大島(岡本)

大野(清水) アトム(大谷)
細貝  松下(中町)
坪内         田村(石亀)
松田(青木) 青山

岩丸(常澤)


鹿島のMF青木はかっこ書きだが、ボランチかCBでスタメン確定だろう。
特にFW陣が多い。マリノス清水も最近はMFではなくFW起用ばかりだが、今回はMFで書いてみた。


それにしても強い。
このメンバーならJ1でもかなりのレベルで戦えるだろう。
いかに群馬、特に前橋育英、前橋商業という強豪校から数多くの優秀なJリーガーが巣立っていったかがわかる。
まさに、これこそ群馬ドリームチームと言えるだろう。


FW陣紹介

では、ポジション毎に各選手の注目ポイントを書きたい。

まず注目はマリノスのFW大島秀夫と、FW清水
怪我人が多いマリノスの台所事情もあり、昨シーズンから何度もこの2人の2トップを目にした。
長身でのポストプレーと、ゴール前で1点に合わせてゴールを決める、まさにワントップタイプの大島(育英)と、1.5列目で豊富な運動量とスピードを武器に前線をかきまわす、高速ドリブラー清水(前商)の、マリノスというトップチームでレギュラーとして活躍する2人に注目だ。

そして湘南で今シーズン急成長したFW石原(高経)。
あの豊富な湘南のFW陣の中で、数少ない出場機会にことごとく得点を重ね、ついにはシーズン後半不動のFWスタメンの座を確保した。
来シーズンの活躍も期待される湘南のエースだ。
その果敢にゴールを狙う意欲、極力勝負を仕掛け、裏も狙い、ダイビングヘッドなどでの点に合わせる得点も得意とする。
将来J1チームに行く可能性も大だろう。

J2でもう1人、札幌に長く所属するFW相川(育英)も、その高い決定力は凄い。
常に前線で目立つ動きで存在感を示す石原とは全く正反対で、エースFWフッキの陰に隠れ、相川は極力姿を消す。
そして存在を忘れる頃にいきなりゴール前に姿を現し、そして数少ないシュートチャンスを確実にものにしてしまう。
まさに得点をとる事だけを目的とする生粋のストライカーが相川だ。
相川も今シーズン、あまりにも目立つエースフッキがいながらも、得点という形でその存在感をチームの中で確固たるものとし、不動のレギュラーの座を獲得した。

最後に水戸のFW岡本(育英)については、ザスパの佐田や里見らと同級生で、選手権全国ベスト4まで進み、その後流通経済大を経て水戸に1年在籍したくらいしか私は知らない。
しかし、これまた上毛新聞の記事からすると、岡本はトライアウトで合格し来シーズンからザスパに入団するとの事なので、これは注目だ。


MF陣

MF陣がこれまた人材豊富なので順不同での紹介となるが、まずはヴェルディのキャプテンMF大野(前商)。
昨シーズン、柏でコーチを務めたラモスが見出し、ヴェルディ監督就任と共に連れていってキャプテンに抜擢された。
シーズン序盤、そのキャプテンマークに見合うだけの獅子奮迅の活躍を見せ、ボランチに、司令塔にと大活躍だった。
特に敷島でのザスパ戦では、大野1人にやられた感がある。
シーズン途中大怪我を負ってしまい、長期離脱となりヴェルディ自体も下降を辿った。
もう復帰したらしいので、その高い技術、右足のキックの精度を見たい。

旬なところではなんといっても新潟のMF田中アトム(育英)。
U−19でブレークし、その後新潟でも高校生ルーキーながらレギュラーの座を掴んだ。
FWでの起用も考えるが、なにせFW陣が多いので本来のMF起用だろうか。

もう1人の攻撃的MFとしては同じく新潟のMF大谷昌司(育英)。
ご存知、ザスパのMF大谷圭志の双子の兄だ。
圭志もザスパで出場するとのことなので、実質最後の兄弟対決となる。

そして浦和の天才肌MF細貝(育英)。
本職はボランチだが、浦和では背番号3を付けDF登録。
とてもDF向きには見えないが、昨年の天皇杯では右ストッパーのレギュラーとして浦和の優勝に貢献した。
あれだけのサッカーセンスがあると、どこのポジションでもいいんだな、と感じる。
今回もDF起用の可能性も十分ある。
ちなみに浦和で出場できないのなら、是非ともザスパにレンタルで貸して欲しいものだ。
細貝なら司令塔を任せられる。
ちなみに兄はアルテ高崎でプレーしている。

また、ザスパに是非とも来て欲しい人材、福岡から川崎にレンタルされていたMF松下裕樹(育英)。
強靱な肉体からのハードな守備、そしてその右足からの正確なロングフィード。
FKも得意であり、今でも育英時代の準決勝市船戦で右足のアウトサイドキックで直接右からのCKを決めにいったシーンは鮮明に思い出される。

最後に湘南のMF中町(高高)。
高高という県内有数の進学校からサッカー選手を目指し、湘南で活躍中。
今シーズンも地味な役割ながらもしっかりと中盤の底でチームのために働いた。
中町が守備的MFとして確立されれば湘南も強くなるだろう。


DF陣

まずは横浜マリノスのDF松田(育英)。
もはやコメントも必要ない輝かしい経歴を誇る国内最高峰DF。
スランプ気味となっている中澤よりも現在は上だろう。
世の中トゥーリオ、トゥーリオとうるさいが、私は未だに松田が国内最強のDFだと信じて疑わない。今の松田にはトゥーリオにはないクレバーさが備わっている。
あの精神面で弱点のあった松田も、だいぶ大人になった、成長したということだ。
怪我の具合などもあるだろうが、本当に敷島で松田のプレーが見られたら幸せな事だ。

MFアトムと同じく旬なところでは清水のDF青山(育英)。
U−21の選出にとどまらず、フル代表にも呼ばれている。
松田の後を継ぐ存在といえるだろう。
高い身体能力、伸び伸びとした活きのいい守備。
青山は守備で観客を魅了できる。

また、本来ボランチだがここではDF起用としたMF青木(育英)。
鹿島アントラーズという強豪チームの中で、ボランチにセンターバックにと奮迅の活躍。
もはや鹿島にとって無くてはならない存在となっている。
今シーズンはチーム事情もありかなりセンターバックで起用されたので、なにせボランチが多いのでここではDF起用とした。


GK陣

GKはまずは昨年ザスパに在した福岡のGK岩丸(育英)。
福岡ではベンチにも座れなかった。是非ともザスパに戻ってきて欲しい。

そして来期からのザスパ加入が内定したヴェルディのGK常澤(育英)。
弁慶高木の壁が厚くヴェルディでの活躍はならなかったが、ようやく完全移籍で獲得した新たな守護神候補。
まずはザスパファンへの初お披露目はどうなるか。





過去にFW正美やMF小久保などが、この新春マッチをきっかけにザスパに入団した経緯もある。
福岡、川崎から放出となったMF松下などには是非ともこの場で活躍し、ザスパフロント陣に獲得を決意させて欲しいと願う。

これだけの豪華メンバーを呼んで前売のスタンド席が2000円とは・・・
あまりに安い。
年明けは育英の高校選手権と共に楽しみばかりだ。






(2006.12.22UP)






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