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・・・ザスパ草津 賢持社長の辞任を受けて・・・
ザスパ草津再建企画 パート3


中期にザスパが選択すべき道
〜まずは借金の返済を優先させては?〜



横棒


借金だけは早く返そうよ

2005年現在ザスパは借金を持っています。
特に昨年2004年は収入がそんなに多く無い(チケット料が安い)JFLにおいて、多くの元Jリーガーを獲得し、背伸びをしたチーム作りをしたので当然でしょう。
前のページでも書いたとおり、この昨年までの方針は全く間違ってはいません。Jリーグというプロ入りをするためにはあらゆるタイミングが重要であり、昨年、一緒に大塚製薬がJ2入りをしたこのタイミング以外はもはやザスパはJリーグ入りをするチャンスを永遠に等しいほど失ってしまうからです。

当然長い間そんな背伸びをした戦力など維持できませんし、どんどん借金はかさんでいく一方です。
まずはJというスタート地点に立つこと。
そのために最小限の流血でおさえること。それは少しでも早くJに上がる事でした。
ザスパはまさに理想的な方針と幸運によるタイミングが合致し、群馬にプロスポーツという宝物を授けてくれました。

さて、いよいよ今年からはまずその借金を返さなければなりません。人づてに聞いた情報ですが、昨年だけで借金は約7000万あるとか。
これだけの借金をしているわけですから、ザスパはJという高収入が見込めるスタート地点にたった今年から、その借金を返していかなければなりません。
当然今年の分だけで赤字なんてもっての他。
そのために前のページではまずは少しでも黒字経営に、ということを強く願いました。
資本金も1億1千万円ほどということですから、昨年だけで7000万の借金では今年以降も赤字となるとあっという間に債務超過、倒産となってしまいます。

倒産とは、チームの消滅となるわけで私はまたもや横浜フリューゲルスのように愛するチームを失ってしまうのでしょうか。


そうならないためにも、まずは借金だけは返しましょうよ。

このページではそのための中期的にとれる対策、ザスパが選択すべき手段を書きたいと思います。


はじめにお断り

はじめに断わっておきますが、私は学校も理系で、現在しがない技術系のサラリーマンです。
給料全般の事なんか総務にまかせておけばよく、法律、経済の事なんか素人以下です。
債務超過なんて言葉も上の文章ではじめて使いました。

ここで書く事は漠然と”こうはならないもんかな”としたためた程度のものであり、経営の事に関してはもっと詳しい方が多い事でしょう。

よって、このページはあくまで叩き台として、できれば訂正点や、もっといい案がある方はどしどしメール下さい。
その都度加筆修正などして、このページの精度が上がっていければと願っております。

正直いって、これからここに書く事は苦手分野なので、あまりこういう事は書かないつもりでした。HPを開設したときは思ってもいませんでした。適当に観戦記やバクチクの事でも書ければ、と本当にブログ、日記程度のものでした。
しかし、せっかくこういう世間に開いたHPという唯一自分が何かできそうな手段があるのなら、これを読んだ何かしらの力を持った人が少し何かを感じ、それがいづれザスパを救う何かのほんの少しのきっかけになればと書くものです。

以上の点を踏まえご参照下さい。



理想は観客数増加だけど・・・

理想はもちろん観客動員数の増加、チケット代による収入の増益です。
いい試合をして、それに見合う観客が群馬中から集まる。
しかし、現在の状況をみるとなかなか容易な事ではありません。
まだまだ群馬にはプロスポーツの浸透が低く、サッカーについても老若男女全ての県民に浸透していくには時間がかかります。

観客増やすのなら横浜FCのカズのようにスター選手の補強を!という考えは反対です。
そんな博打的な経営はとても見たくありません。

現在ザスパのホーム戦には私のようにシーズンチケットを買った人など、固定化しているようです。
しかし私の周りでもちょっとづつ、初めて観戦にいってきた、という声も聞こえます。

みんなの頑張りで観客数は今後も減ることはないと思います。
しかし速効性はありません。
上で書いたとおり、ザスパはまず目の前の莫大な、資本金に見合わない借金を返す必要が年内中にでもあるのです。


やはりスポンサーが一番手っ取り早い

昨年1年間で7000万の借金とは確かに多いですが、しかしプロの世界、企業の世界では正直たかが7000万とも言えます。

例えば、スポンサーになるような各企業がTVなどのCMに使っている費用はどれくらいでしょうか?
ゴールデンタイムのCM費用など、1本数百万から数千万はする事でしょう。

そのほんの一部、年間の広告費の中からゼロコンマ数%でも切り崩せば、ザスパのメインスポンサーとなり、借金も帳消しにし、まさにザスパの救世主として各マスコミを通して話題となります。
スポンサーのイメージアップとしても、これは悪くないんじゃないでしょうか。

現在ザスパのスポンサー代は、かなり低い上限となっているようです。
しかしユニフォームの胸と背中にロゴ名を入れるからには、その程度の借金返せるくらいのお金もらってはダメでしょうか?

プロスポーツにはやはりスポンサーはつきものです。
勝手にマスコミはタダで宣伝してくれますし、ユニフォームのロゴはあらゆるメディアで日本中を駆け巡ります。

このせっかくのスポンサー代を、もっと高いお金で競争させて競り落とすくらいの事はできないものでしょうか?


もちろん、私は元FLUGELSファンです。
もはや一企業のスポンサー代に頼るような、企業のおもちゃとなるような経営は決して望みません。
そう、たかだかバブルのあおりを受けた一つの建設会社が倒産し、それを受けてもう一つのスポンサーである全日空がさじを投げただけで消滅してしまうようなチームはもうたくさんです。

ここで書いたスポンサー代とは、本当にJリーグ入りした御祝儀のようなものであり、一時的に借金を返すだけのカンフル剤となることを望みます。
これによりザスパが一気に特定のスポンサーの所有物となるような経営方針だけにはなってほしくないです。


例えば”スバル”は???

前からこれだけは書きたいと思っていたのですが、スバルはどこか特定のチームのスポンサーにはならないのでしょうか?
トヨタは当然名古屋、三菱はレッズ、日産はマリノス、ホンダは、、、JFLのホンダFC?とそれぞれ当然のごとくスポンサーになっていますが、スバルはとんと聞き覚えがありません。

スバルは群馬の中では昔から群馬の企業というイメージがあります。
まあ実際はスバル、つまり富士重工の本社は東京ですし、群馬の企業じゃないのでしょうが、工場を群馬の太田方面に据えているため、スバルの車は”群馬産”です。多くのスバル企業の関係者が群馬には多いですし、総合的には群馬の企業といって差し支えないのでしょう。正直ここらへんの正確なところはよくわかりませんが。

ところで富士スバルとは富士重工の子会社のようなもので、富士重工の車を群馬で売る販売代理店です。富士重工はこのような販売代理店を全国に持っています。
例えば埼玉スバルはやはり大宮アルディージャのオフィシャルサプライヤーとして、フォレスターなどのチーム車を提供しています。
そして富士スバルもザスパのオフィシャルサプライヤーとしてレガシーなどを提供しているようです。

自分としてはそんな富士重工の子会社からの車提供ではなく、ガツンと富士重工がザスパのメインスポンサーになればと希望します。


紺に黄色という偶然、いや運命?

ここで何か運命的なものを感じるのですが、ザスパのチームカラーは紺に黄色。
これはまさしくスバルのWRCカーのカラーと全く同じです。
あの555)という外国のタバコのメーカーの影響なのでしょうが、最近タバコの広告の規制が厳しくそのタバコメーカーがスポンサーを下りた今も、SUBARUの文字で紺に黄色を貫いています。

このWRCカラーと全く同じザスパのユニフォームの胸に黄色でSUBARUの文字を出さない手はないと確信しますが、このページを読んだスバル関係の方、如何でしょうか?

群馬県民は昔からスバルには特別なイメージがあります。
この効果は少なくとも群馬県民にはもう絶対的な効果を与えるでしょうし、今後ザスパが強くなっていき、J1にでも上がればますますその広告効果は高いでしょう。
何度も言いますが、プロスポーツというものは勝手に、タダで、マスコミが全国各メディアで宣伝してくれるんです。

全国ネットCMの広告費用をほんの数%削るだけでこれだけの効果が得られるこの広告媒体を見逃すとは思えません。当然スバルの広報部では度々議題には上っているかと信じますが。

少なくとも私はみたい。ザスパの濃紺のユニフォームの胸に黄色でSUBARUの文字・・・あまりに格好良すぎる。
現在私はスバル車には乗っていませんが、次買い替える時は是非前向きにスバル車を考える事でしょう。スバル車はスキーに最適ですし。


ソシエ制度の導入

さて、企業に頼るのは本当に借金を返すだけの一時しのぎとして、中長期的にチームの基盤を作るのなら、やはりソシエ制度の導入を是非とも希望します。

ソシエ制度とは、例えばサポーターが一株数万(5万〜10万くらい?)を購入し、サポーターがチームの筆頭株主となることのようです。
横浜フリューゲルスの消滅が報道されてから、急浮上で話題になったのがこのソシエ制度であり、これにより横浜FCは立ち上がりました。

このソシエ制度はどうやらスペインの、現時点世界最高のチームと称されるFCバルセロナが導入している制度らしく、よってバルセロナのユニフォームには企業名を入れない事を伝統としています。

これこそ真の、理想系のチームの在り方と言えましょう。
市民13万のソシオによって成り立ち、世界最高のチームまで昇り詰める。
これほど最高の事があるでしょうか。バルセロナはサッカーに限らず、全世界のプロチームのお手本であり、希望です。

サポーター達は筆頭株主なのですから、そりゃまさに親身になって応援します。口も出します。そして己以上の誇りにします。
株を買うわけですから、単なる寄付ではなく、投資でもあるわけです。

しかし日本で最初にこの制度を導入した横浜FCは、どうやら使途不明金が発覚し一時株主のサポーター達と大揉めになったみたいです。
その頃、私は一時サッカーから離れ気味だったので詳しくは知りませんが。

本来企業の監視役たる筆頭株主が、正式に組織だっていない、普段は一般市民であるサポーターになるわけですから、そういう危険性も常に伴います。

まさにチームとサポーター同士の信頼関係ゆえの制度となりますが、良い所、悪い所をよく見習って是非導入して欲しいですね。


とりあえずスタジアムに行きましょう!誘いましょう!

色々書きましたが、取急ぎ我々にできる事は、とにかくスタジアムに観戦料払って見に行くことです。
私は既に後半のハーフシーズンチケット買ってしまっているので、もう観戦料には貢献できません。

ならば周りをとにかく誘うのみです。
例えばうちの嫁などは、なんか最近ザスパって社長も辞任して経営やばいらしいよ。もしかしたら来年にでもなくなっちゃうかもしれないんだって。と会社内で話題に出したところ、それを聞いた同僚が、だったら今のうちに観に行かなくちゃ、となり、実際この前の試合に友人を連れて観に行ったみたいです。

こういう草の根的なものが広がれば、結構効果大きいんじゃないでしょうか。

そしてもちろん、チームはホーム戦だけはベストを尽くしたゲームを観客に見せなくてはいけません。
相手のゴールにくらいつくように立ち向かった気迫のこもったプレー、そして監督はせめて常識ある、ベストを尽くした納得できる采配を。(苦笑)

サッカーの、プロスポーツの素晴らしさ、その価値を県内に広めていきたいですね。


その他、スタジアムが盛り上がる方法

ゲームの内容はもちろんですが、その他いろいろスタジアムにまた足を運びたくなるような雰囲気も大事です。

DJを”さすらい”に!

例えばたびたび話題に出るのが会場のDJ。
現在山本DJが年間契約を結んでいるという話を聞きましたが、正直サポーターから評判は芳しくないです。
どこかしら自分主導で、自分の腕を振るおうとする強引なところがあり、サポーターがせっかく声を張り上げてエールを送っている中、全く無関係な応援を勝手に始めたりします。
そもそも山本DJはあまりザスパを好きではないのでしょうね。

できれば来年からはFM群馬の契約アナ、さすらいのドリブラ−高橋氏を招聘してもらいたいものです。FMぐんまの生放送との連係も工夫すれば大丈夫でしょう。
高橋アナの腕の良さはFMぐんま内でもピカ一の評判ですし(直接FMぐんま関係者から聞いた話)、ザスパチャンネルを担当する高橋アナほどぴったりの適任はいません。


これぞ!という応援歌を!

それと、ザスパの応援歌、何かもっとパッとしたものはないでしょうか?
サポーターの方もいろいろと試行錯誤している事は大変よくわかりますし、今の応援歌を一生懸命練ってくださった方々に大変失礼な提案ですが、おお!これはいい!という応援歌、是非とも一曲お願いします。

例えば私が過去に感動するほど心に染みた応援はFC東京の”楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京”。
もうこれを最初に生でスタジアムで聞いた時は鳥肌ものでした。
この唄は「東京ラプソディー」という昭和11年のヒット曲(唄・藤山一郎)だそうですが、まさにFC東京というチームにぴったりです。
思えば、Jリーグ開幕当初から東京ガスがJリーグ入りするまでの間、あろうことか首都・東京にはJリーグチームがありませんでした。川崎や千葉、横浜には2チームづつもあるというのに。今でこそヴェルディが東京に移り東京ダービーなんてやってますが。
このFC東京というチームは東京人にとっては私にとってのザスパと同じように、待ちに待った存在であり、この”東京”というフレーズを声高々に歌い上げたかったのでしょう。

この唄をはじめてスタジアムで聞いた当時はまさにそんな時期であり、サポータの思いがひしひしと伝わってきました。
ああ、東京の人は幸せだな、愛する地元のチームをこんな風に誇りを持って唄で応援できるなんて、と感じたものです。

また、FC東京サポは他に東京ブギウギ(唄・笠置シヅ子)なども唄い上げ、FC東京サポーターは実は応援でもなく、観戦でもなく、唄を歌いにスタジアムに来ているのでは?といぶかしがったほどです。

また、この文章を打っている前節の仙台戦、どうやらベガルタ仙台の”仙台”を”戦隊”ともじって、戦隊ものっぽい応援歌を披露していました。おそらく本当に何かのヒーロー歌の替え歌なのだと思いますが、格好いいですね、非常に。


はっきりいってサポーターも曲作りは素人なのですから、曲はなにかいいのをパクって、草津らしい、ザスパらしい全国のサポーターをびっくりさせるような、誇りを持てる唄を作ってくれないでしょうか?
個人的には草津節の別バージョンや、その他群馬ならでは(例えば群馬出身の代表バンド・BOφWYの歌など)の唄のアレンジなんかいいと思いますが、他にも何かいい案があったらと思います。(いいのが思い付いたらHPに書いていくか、サポータの応援ページにでも書き込みしたいと思いますが、なかなかいいのがね〜)

とにかく、今はまだまだ弱い、なかなか勝てないザスパですが、家路につく時に、試合は負けたけど、唄は歌った、と思えるような、胸に染みるような唄があるといいな〜と個人的ながら思います。

サッカーとは決して強い、弱いだけじゃない、勝った、負けただけじゃない、それを超越した領域で自分達の誇りに持てるようなチームを持てている事だけで幸せに感じるところに本当の意味があります。

常に心の中に鳴り響くザスパのテーマ曲が是非とも欲しいですね。


まあ今回のページ、最後の方は蛇足でした。
単なる個人的に感じるていることです。ボーイズや新泉組の方などのサポータの方、どうぞお気を悪くなさらないで下さい。こんな事考えているファンもいるんだな、という程度で参考にして頂ければ。



次回、このシリーズ最終話”ザスパが長期的に目指すべき道”は高崎競馬場跡地をサッカースタジアムに、そしてザスパの本拠地に!そしていずれはFCホリコシと群馬ダービー!を是非訴えたいと思います。
敷島はあまりにも立地条件悪いですよ。うちの実家の近くですけど。
自分がアウェ−サポなら敷島は敬遠しますね。やっぱり気軽に駅からプラッと行ける範囲のスタジアムじゃないと。例えば市原なんか駅から歩けないですしね。1回だけ行きましたが、もうあそこには行きたくありません。



(2005.09.23UP)






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