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ザスパクサツ群馬

2024年6月2日(日)
J2リーグ2024シーズン第18節
ザスパクサツ群馬 VS モンテディオ山形(ホーム)
観戦記 0−0

横棒


ようやく前を向けたが・・・遅すぎか・・・

史上最悪のペースで負け越し大槻監督が解任となり、15節目から武藤新体制に代わっているザスパだが、大槻監督の頃よりもさらに悪い内容で早々に2連敗し、クラブ史上タイ記録の7連敗となったが、前節アウェイ秋田戦で1点獲られてからようやくチームは急に目覚め、今シーズンはじめて前を向くプレーでアウェイ秋田という難所で秋田を上回るサッカーを展開し、ついに同点に追いつきドローでなんとかクラブ記録を塗り替える8連敗だけは避けた。

これも、やはり清水から復帰した形で再レンタルされたFW14川本リヨの加入効果と言えるだろうか。
今季初とは書いたものの、昨年も夏にエースFW28長倉がJ1新潟に抜かれてからは、急にチームは前を向けなくなり、後半戦のじり貧状態だったため、10カ月ぶりに前を向いたサッカーらしいサッカーをようやく観られたと言える。

しかし・・・あまりに遅い・・・
あと5試合は早く、こういった前を向いたサッカーを観たかった。

現状としてJ2の下位チームの順位表は、以下の通りの状況↓ ※( )書きが勝ち点

14位 山形(20)
15位 徳島(19)
16位 水戸(18)
17位 熊本(17)
ーーー残留ラインーーー
18位 鹿児島(14)
19位 栃木(13)
20位 ザスパ(7)

もうすでに17試合が終わり、残りは21試合。
残留の勝ち点ラインとして最低限40は必要という想定もされている中、残り21試合で勝ち点33を稼ぐ必要があり、つまりは9勝6分6敗以上の、プレーオフ圏内、昇格を狙えるくらいの巻き返しが必要となっている状況。

何よりも、とにかく残留争いのライバルがほとんどいないこと・・・
17位は熊本ではあるが、大木監督の熊本が残留争いの本命とも思えず、やはり16位の北関東ダービーのライバル水戸まで手が届かなければいけないだろうが、勝ち点11差・・・
よほどの連勝ができなければ、この勝ち点差を埋めるのは相当に難しい。

なので前節までの時点、ホームいわき戦で負けた事で、降格は99%決まったと書いたとおりだ。

もはや失うものも無いはずなのに、前節明らかな采配ミスとして、ベンチ要員にFW23平松、MF11杉本竜士以外は、MF35玉城、MF33細貝、DF36中塩、DF3大畑と、なぜか守備要員を4枚も入れたことで、結局のところ交代枠を2枚も余らせる形で、せっかく同点に追いついた流れだったのに、あと一歩アタッカーを投入できずに同点止まりとなってしまった。

なぜ先日の水戸との練習試合でメンバーに入っていたMF41永長鷹虎、FW30小野関虎之介などのアタッカー陣を入れないのか・・・
こんな守備的な人員ばかりベンチに入れるなど、素人だってやりはしない。

武藤さん、もう守るものなんて無いんです。
なぜ永長鷹虎という、あの異質な切り札を入れないんでしょうか?
フレッシュな虎之介なども入れることで、相当にチームは活性化するのではないでしょうか?

ようやく前を向いたプレーができ始めたチームに、あと少しの勢いが欲しい。
あの秋田戦の後半でみせた、あの前を向いたプレーならば、残り1%の可能性に賭けられるかもしれない・・・




武藤ザスパ

ようやく前を向けた前節からメンバーはあまり変えないと思われるが、同点弾をアシストし連敗ストップの立役者となったMF11杉本竜士が久々にスタメンに復帰するのではと予想されたが・・・スタメン、ベンチ入れ替えせず・・・武藤采配、こんな程度か・・・

昨シーズン、長倉と入れ替えで加入した杉本竜士は、急に前を向けなくなったチームに影響され、ヴェルディで魅せてきたあのアタッカーとしての積極性が鳴りを潜め、すっかりおとなしい単なるベテラン選手に変わってしまっていたため、リヨ加入により復活した杉本竜士本来のプレーを観たいところ。
また、値千金の同点弾を決めるなど、非常に効果的な攻撃参加がいわき戦から目立っていた右サイドのDF29田頭も注目であり、この左右両サイドがいかにサイドを制するかが試合を左右する。
前節はベンチ要員に守備的メンバーを4人入れて結局交代枠2つを余らせるという失態をした武藤采配だが、今節はMF35玉城に代えてFW40佐川を入れて、かろうじて攻撃の駒3枚を揃えるも・・・なぜDFに中塩、大畑と2枚も入れながら、MF41永長鷹虎を入れない??

相変わらずか・・・大槻采配よりこの辺はむしろ悪化している。



8高澤
14川本リヨ
5川上エドオジョン       29田頭
6天笠 7和田晶士
22高橋ユリヤ

50菊池健太 2城和 24酒井

21櫛引


ベンチには、FW23平松、FW40佐川、FW7杉本竜士、MF33細貝、DF36中塩、DF3大畑、GK13近藤壱成



岡本一真擁する山形

山形と言えば、昨年まで右サイドバックの絶対的レギュラーだった前橋育英出身のDF19岡本一真が移籍したチーム。
最近まで昨年からの怪我の影響が長引いていたみたいだが、復帰してからはスタメンに定着している。

なんといっても、今年前半のザスパの不調は右サイドに岡本一真が不在だった影響も大きいほど、岡本一真の影響力は大きい。

攻撃陣ではチームトップスコアラーFW36高橋潤哉が5得点、そして右ウィングを務めるFW42イサカゼインが3得点3アシストと攻撃の中心となっており、左サイドからの攻撃を主戦場とするザスパとしては、イサカゼイン、岡本一真と並ぶリーグ屈指の右サイドを相手にどうサイドを制することができるかが鍵となる。


36高橋潤哉
10氣田     42イサカゼイン
41後藤優介
18南秀仁 8小西

2吉田            19岡本一真
5安部 4西村

1後藤雅明

ベンチには、FW9有田、MF37杉山直宏、MF25國分、MF20松本凪生、MF14坂本亘基、DF15川井歩、GK16長谷川



キッカー不在の深刻なザスパ

強い雨が上がったばかりのキックオフ開始から、ザスパは連続で右CKを得るが、キッカーが不在のためDF29田頭が蹴ることとなる。

うーん、やはり田頭ではどうしてもキックの精度に難があるな・・・
ちょっとチャンスに繋げにくい。
とくに14分の右CKなどは、特に何の工夫もなくゴールキーパーがガッチリ抑えただけだが、あれではCKを掴む意味がない。
おそらくファーまで飛ばないのでは・・・
ニアもファーも狙えるCKでなければ、プロと言えない。

だったらなぜチーム随一のキックを持つMF41永長鷹虎を入れないのか・・・
FW10佐藤亮が離脱しているというのに、鷹虎が入らないというのは意味がわからない。


対する山形も、やはり降格圏に足が入りつつある状態で、とても昨年までのプレーオフ圏内を狙っていた頃までと違い、明らかに調子が悪い。
ザスパと同じく攻撃が繋がらない病気が蔓延している様子。



山形決定機に欠き前半はスコアレスで折り返し

24分、山形は縦パスがザスパの中央右寄りに入り、MF41後藤優介に抜け出されると強烈なシュートをニアに撃ちこまれ、これがバーの左を直撃!!
危ういところだった。
せっかく全体的には推し気味にいっている中での失点は避けたいところ。

28分には右サイドからMF42イサカゼインの鋭く低いクロスがゴール前に入り、MF10氣田らが押し込みにいくも、わずかに合わずなんとか助かるが、さすがに山形も徐々にエンジンがかかってきたか。

30分には左サイドからMF10氣田に鋭く低いクロスを入れさせてしまい、これにゴール前でMF41後藤優介がヒールで流しにいくが、これはバーの右を外れる。

なぜ後藤優介はヒールでいったのか・・・普通にインサイドで合わせれ入れば入ったと思うが・・・
そもそもあのクロスを入れさせてはいけないし、その辺はDF29田頭も反省点となるだろう。

新たな発見としてDF19岡本一真が何度かろロングスローを狙いにいくが、一真のロングスローなんて全く記憶が無い。
案の定投げてもあまり飛距離が出てないし、まだロングスローは練習段階か?
J1町田の躍進以来、どこのチームも困った時のロングスロー頼りになってきている傾向がある。

44分過ぎには左サイドからのクロスをゴールファー右でDF29田頭が受けるも、トラップが浮いてハンドとなる。
まあ、あそこまで田頭が上がれていることが重要だ。

こうして1分の前半ロスタイムも過ぎ、前半はスコアレスで折り返しとなる。

ザスパも相変わらずだが、山形もやはり全然本調子ではないと感じる、どちらもあまり良くない同士の前半となった。




後半、PKを奪うもゴール逸失・・・

後半開始5分、山形の左CKが連続すると、こぼれ球からDF19岡本一真のシュートがゴール左を襲うが、GK21櫛引がファインセーブではじく!!
一真のシュートは芯を喰っており、あれば危なかったが、それを止めるのはさすが櫛引。
あれを撃てるのもさすが岡本一真。
ザスパクサツ群馬vsモンテディオ山形 2024.6.2
右サイドバックとして攻守に難敵となったDF19岡本一真


後半は山形の攻勢、10分には中央でパスを繋がれ、右サイドからMF42イサカゼインのシュートは上に吹かす。

山形の攻撃の中で特に怖いのが左ウィングのMF10氣田。
度々ザスパの守備のギャップを突き、巧みにスペースを突破しにくる。

すると18分、左サイドからのスローインでDF50菊池健太がロングスローにいき、それをペナルティ内でもらいにいったMF22高橋ユリヤが後ろから引っかけられ倒されると、なんとこれがPK!!!

これを蹴りにいくのはFW8高澤。
左で左を狙いにいき相手GKの逆を突くが、なんとバー左を直撃!!??

狙い過ぎたか・・・
これが勝てないチームというものか・・・

千載一遇の先制のチャンスを痛恨のミスキックで逃すこととなる。

まあ仕方ない、やはり自分で決めるしかない。



お互いよくわからない煮え切れない采配

ここでザスパは選手交代、DF29田頭に代えてDF36中塩を投入。
MF5川上エドが右サイドに移り、DF50菊池健太が1列上がるが・・・
しかしそうなるとますますキッカーがいなくなるが・・・
その点をどう考えているんだ?武藤監督は??
セットプレーはあれほど重要だというのに・・・

そして、なぜ交代が1枚だけ??
杉本竜士は??
DF同士の交代だけというのはどういうこと??

26分、山形も交代、MF41後藤優介に代えて、FW9有田を投入。

ザスパも30分、2回目の交代でFW14川本リヨ、FW7和田晶士に代えてFW23平松、MF11杉本竜士を投入。

だったら、1回目で代えればいいものの・・・

32分、それに呼応するように山形も2回目の交代、MF10氣田、MF42イサカゼインという両ウィングに代えてMF14坂本、MF37杉山を投入。

なんなんだ、この同じような交代策は・・・

5分だけズラして投入する意味もわからないし、様子見というわけでもないと思うが・・・お互い調子に乗れないのは、こういったわけのわからない、煮え切れない采配が要因にあるのでは??



杉本竜士投入で一気に攻撃活性化

前半途中からあがっていた雨が降り出し、この時間帯から一気に大粒の大雨となる。

34分、中盤から一気に加速していこうとしたMF11杉本竜士に対して、MF14坂本が強引に掴んで倒し、これにはさすがにイエロー。

35分、DF19岡本一真のパスを受けたMF37杉山はレフティーのため、カットインしてからの落ちるシュートを放ち、これはGK21櫛引が抑える。

36分、DF50菊池健太がMF6天笠とのワンツーから一気に前に推進力を発揮し駆け上がると、左サイドでMF11杉本竜士に渡し、杉本竜士の鋭いクロスにファーでMF5エドが詰めるも、惜しくもわずかに触れず。

40分、MF11杉本竜士が左サイドから推進力を持って攻め上がり起点となると、後方からDF36中塩の送ったファーへのクロスにMF5エドが再度詰めるも、このクロスが大きくなってしまう。

前節、FW14川本リヨの加入に呼応するように急に覚醒して前への推進力をっ発揮しはじめた杉本竜士、やはりもっと早く投入するべきだった。
全然攻撃のレベルが変わる。

ここでザスパも山形も最後の交代、ザスパはFW8高澤、MF5川上エドに代えて、FW40佐川、DF3大畑を投入。
佐川の投入も遅い・・・遅すぎる・・・

山形はMF18南秀仁、FW36高橋潤哉に代えて、MF20松本凪生、MF25國分を投入。


大雨の中のスコアレスドロー

雨足がとにかく強くなり、視界も悪くなる。
これまでの中で最強の雨では??

43分、ザスパは右CKを掴むとMF11杉本がキッカーにいき、キックがファーに飛ぶ。
この試合、はじめてCKがファーに飛んだ・・・
やはり杉本竜士か永長鷹虎をスタメンには入れるべきだ。
佐藤亮か風間宏希が復帰するまではキッカーの確保も考えなければいけない。

試合は4分のアディショナルタイムに。

アディショナルタイム2分、杉本のキックからこぼれたところをFW40佐川のシュートは惜しくもバーの左。

山形もなんとか勝ち点3を獲りにザスパゴール前にクロスを放り込むも、ここはDF50菊池らも必死のヘディングでのクリア。

3分過ぎ、右サイドからMF37杉山のクロスからMF14坂本が受けたところはシュートまでいかずGK21櫛引が抑える。
シュートで合わされていたら危なかった。

そして4分、右サイドから上がったDF3大畑のクロスからファーに詰めたMF22高橋ユリヤの叩きつけてのヘディングシュートには、DF4西村がかろうじて身体で押し出してCKに逃げ、惜しくもブロックされる。


こうして最後20分ほどは豪雨の中の戦いとなり、互いにポストに嫌われるシーンがありつつ試合はスコアレスドローとなった。



なぜ鷹虎を出さないのか・・・

ザスパは結果的にはFW8高澤のPK逸失が響き、今シーズンようやくかと思われたホームでの初勝利はまたしてもお預けとなり、結局前半戦のホーム戦は3分7敗となった。

結果論ともなるが、あのPKの場面、FW8高澤ではなくFW14川本リヨの方が本来は良かったのだろう。

普通に考えればチームのエースである高澤が蹴りにいくのは自然なことだが、これまでチームの落ち込みに比例して本領が発揮できていなかった高澤ではなく、まだチームの毒気にさらされておらず、清水で出られなかった悔しさから再びザスパで再起を目指す川本リヨの方が、よりメンタル的にはPKを攻めの姿勢で蹴りにいけたはずだ。

だが、そもそもPKでの得点で勝ったところで、もはや焼け石に水。

後半のMF11杉本竜士の前への推進力など、かなりチームとしてはマシになってはきたものの、もっと攻めの姿勢を発揮して劇的にチームが変わらないとどうにもならない。

正直、今日のような本領を発揮できていない山形相手には複数得点を獲って勝ちきる変革が必要だ。

試合中にさんざん書いたセットプレーのキッカー問題も含め、ならばなぜMF41永長鷹虎がメンバー入りしないのか、本当に不思議でならない。

今日のメンバーならシャドーの右はMF7和田晶士ではなく、MF41永長鷹虎で決まりではないだろうか?
ザスパクサツ群馬vs山形戦 FW7和田晶士 2024.6.2 正田醤油スタジアム
2024.6.2山形戦 ルヴァンカップでは大活躍だったMF7和田晶士だが、どうにも結果に繋がらない

夏の移籍がどうのとか言う前に、現有戦力をもっときちんと活かすべきだ。

もはやチームが劇的に変わらないと、奇跡中の奇跡の残留などあり得ない。



(24.6.2)





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