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J2リーグ
2024シーズン
展望、予想順位(その2)
横浜FC、ザスパ、秋田、熊本、藤枝、徳島、仙台編

横棒


2024シーズンのJ2リーグの展望(その2)

例年通りJ2全20チームの予想、展望を順位予想を添えて書いています。
先にJ1への昇格争いと予想する上位陣7チームを予想したので、2回目となる今回はまだまだプレーオフ圏内を狙う一桁台から、ややもすると残留争いに加わる可能性もある中位を予想する7チーム編です。




2023 J1・18位→予想順位 8位
横浜FC
四方田体制3年目


問題はサポータをないがしろにするクラブの体質にある


2年前、就任1年でJ1に昇格させた四方田監督だったが、J1では最下位に終わり1年でのJ2降格となってしまった。
通常なら監督交代となるわけだが、その2年前のJ1昇格の功績と、昨シーズンも終盤になって勝ち星を上げるようになり、それと同時にゲビ2の湘南も好調だったため、ゲビ3の柏がもしや降格も??というほどの勢いも終盤に見せたため、おそらくその勢いで再びJ1に返り咲きもあるのではとの期待もあってか3年目の契約更新となった。
だが、とにかく監督がどうのではない。クラブとサポータ集団との仲が決裂し、クラブが公式でコールリーダーを集めるようなクラブがサポと一体となって再びJ1で戦えるような体制になろうはずがない。
サポと喜びも苦労も分かち合えないクラブなど、そもそもJリーグに必要なクラブと言えるだろうか。
そもそも横浜FLUGELSの生まれ変わりとして誕生した横浜FCが、このようなゴタゴタになっている現状が悲しすぎる。
今の横浜FCが昇格できるわけもないし、まあそこそこのプレーオフギリギリかといった予想となる。

戦力としては岡山のレンタルからFW櫻川ソロモンを獲得、大宮からFW室井を補強、さらに大きな戦力としては昨季徳島のエースだったMF森海渡を獲得、淞南からMF中野嘉大をレンタル、札幌からもDF福森をレンタル補強し、神戸へレンタルしていたMF新井瑞希も戻ってくると、戦力としてはなかなかの補強具合だが、その一方でFW山下諒也がJ1ガンバへ、U−22代表のMF近藤友喜がJ1札幌へ、DF林幸多郎がJ1町田へと、それぞれ個人昇格(J1残留)を果たしており、その他MF坂本亘基がJ2山形へ移籍など、流出した戦力も多いので、まあトントンといったところか。



2023 J2・14位→予想順位 9位
ザスパクサツ群馬
大槻毅体制3年目


単純計算なら一桁台だが・・・夢のプレーオフ圏内なるか??


誰しも予想できなかった昨シーズンの快進撃となった大槻体制2年目は、リーグ屈指の堅守を武器に、とにかく連敗しない粘り強さが最大の武器となったが、正直流れの要素も多分にあり、一歩間違えば決定力の無さからもっと負けたかもしれないし、またもっと獲るべきところで点を獲れれば、もっと攻撃の戦力を有効活用し勝ち切れたら本当にプレーオフ進出もあったシーズンだった。

そんな躍進したシーズンのオフには、どこのチームも活躍した選手を狙うものであり、相当数の主力が抜けるのを覚悟していたが・・・実際には右サイドバックのDF岡本一真だけが山形に引き抜かれ、あとはFW川本リヨが清水にレンタルバックした程度で、その代わりにどれもレギュラークラスの補強ばかりで特に得点力不足だったFW陣にかつてのエースFW高澤や、ヴェルディからの大型FW佐川、いわてからFW和田晶士、MF藤村玲、相模原からFW齋藤セナ、そして川崎からMF永長鷹虎をレンタル補強するなど、攻撃陣の充実ぶりは目を見張るものがある。

自慢の守備陣、3バックのレギュラー陣が全員残り、そこにDF高橋ユリヤも怪我から復帰してくるとなれば、もはや穴は見当たらず、どう考えても昨年より戦力がアップしていることは間違いない。

順当に単純計算なら昨年の11位から一桁順位は十分に可能、流れによっては夢のプレーオフ圏内進出も本気で視野に入ることとなり、そこに今シーズン春からは、ついに専用の練習場とクラブハウスがオープンというプラス要素も加わり前途洋々には見えるところだが・・・足元をすくわれないよう、昨年と同じく、とにかく1戦1戦を大事に戦って欲しい。




2023 J2・13位→予想順位 10位
ブラウブリッツ秋田
吉田謙体制5年目


小松蓮など戦力は明らかに増強、吉田謙サッカーのその先は開けるか??

当初は自分も吉田謙監督の典型的なラン&ガンサッカーに対して、多少冷たい目で見ていものであり、昨年あたりはいよいよ厳しいのではと予想していたが、実際のところはやはり堅守速攻の手堅いサッカーでありつつ、非常にチームとしてまとまりのある、吉田謙サッカーの神髄を見出したのが昨シーズンだった。

戦力の流出は岡山へ流出となったFW齋藤恵太以外ほとんど無い中で、昨年J3の中では異彩を放ったFW小松蓮を松本山雅から、仙台からDF蜂須賀、大宮からMF栗本を獲得するなど、明らかに戦力は増強されており、単純計算で言うなら昨年からの順位アップが想定される。

それにしても、あの堅守速攻、ラン&ガンサッカーの場合、とにかく得点力が少ないわけだが、5年目となる吉田謙サッカーにその先があるのか、今年もある意味楽しみだ。




2023 J2・14位→予想順位 11位
ロアッソ熊本
大木武体制5年目


平川怜が抜けるのは相当痛いが・・・大木武5年目の熊本はいかに??

5年目を迎える大木武監督の手腕を考えると、本来はプレーオフ圏内に予想してもいいのだが、さすがにチームの主軸、MF平川怜のJ1ジュビロへの移籍と、右サイドアタッカーのMF島村拓弥がJ1柏に抜かれたのはかなりダメージがあるのではと思うところ。

そもそも一昨年にプレーオフで京都相手にあと一歩まで詰め寄ったところから、レギュラー組がこぞって抜かれたわけだが、続けて平川怜、島村もとなると、さすがにプレーオフ圏内は厳しいと予想。
しかし大木武監督はそれでも勝算があるのではと思われ、とりあえず他のチームで目新しいところもないので、11位で予想。




2023 J2・12位→予想順位 12位
藤枝MYFC
須藤大輔体制4年目


攻撃の軸、横山が抜かれるも攻撃サッカーは変わらずか?

J3からの昇格1年目となった昨季は、予想を大幅に覆し、まず1トップのFW渡邉りょうが前半戦だけで13得点と大暴れし夏の移籍でセレッソに抜かれるが、その後もFW10横山を中心とした見事な攻撃サッカーで各チームを翻弄し、12位の大善戦となった。

そのチームを牽引した攻撃の核・MF横山はいよいよ本気でJ1復帰を狙うジェフ千葉に抜かれてしまったものの、もう1人の攻撃の核・FW矢村は新潟からのレンタル延長に成功し、ボランチで攻撃の舵を担うMF西矢もレンタルから完全獲得するなど、横山以外に戦力の抜けがほとんどないまま、ヴェルディからは元湘南のMF梶川諒太を獲得、札幌からFW中島大喜、新潟からMFシマブク、鳥栖からGK内山圭など、J1からレンタル補強もし、そこまでの戦力の落ち込みは無いのではと思われ、順位としては昨年と同等と予想する。

それにしても、いまいち藤枝とはJ3時代から含め分が悪い試合が多く、昨年はアウェイで1−5という最大の惨敗も喫した。
こういったチームに五分以上の戦いで勝ち点を拾えないと、ザスパもプレーオフ圏内は遠いと言える。

ちなみに元ザスパの32歳コンビ、DF川島將とDF久富は共に副キャプテンとして今年もチームを引っ張る。




2023 J2・15位→予想順位 13位
徳島ヴォルティス
吉田達磨体制2年目




昨年はスペイン人の新任ラバイン監督が全く勝てず、その契約を引っ張ってしまったため一時は降格の危機にも陥った元J1の徳島だが、その後は監督交代となりチームを救った吉田達磨監督の2年目となる今季は再起が期待される。

だが昨年エースとしてチームを牽引したFW森海渡が柏からのレンタルが終わり横浜FCに抜かれるなど失った戦力も多く、沼津からFWブラウンノア賢信、鳥栖からMF島川俊郎、ガンバからDF柳澤亘、山口からDF橋本健人らを補強はしているものの、まあ戦力としてはトントンと見る。

とりあえず昨年よりはジャンプアップの予想とするが、吉田達磨監督の采配次第では一桁台に順位を上げる可能性も十分ある。



2023 J2・16位→予想順位 14位
ベガルタ仙台
森山佳郎体制1年目


ユース代表を率いてきた森山監督の手腕次第??

かつてのJ1でずっと中位を保ってきた面影がすっかりと消えた昨年のチームから脱却すべく、長年ユース世代の代表を率いてきた元FLUGELSの右サイドバックでもある森山佳郎監督が初のJリーグの監督に挑戦することとなる。

ユース世代代表の実績はあるものの、正直Jリーグでの手腕としては未知数であり、なかなか予想しずらいところだが、とりあえず戦力としてはFW齋藤学やFW山田寛人らが契約の関係で離脱、MF松崎快が清水に抜かれ、MF加藤千尋、MF氣田がどちらもライバル山形に移籍など抜けた戦力は多いものの、川崎から若き才能・名願(みょうがん)をレンタルで、秋田からはDF高田椋汰、レッズからはDF知念哲矢を補強し、セレッソからのMF中島元彦はレンタル延長など、まあまあ戦力は維持されるものと思われる。

元々は地力のあるチームなので、とりあえず昨年よりは高い順位として14位と予想するが、予想を上回る森山監督の手腕となるかが注目される。




以上、プレーオフ圏内もありつつ、残留争いに巻き込まれる可能性もある中位7チームの予想、展望を書きました。
最後はいよいよ今季からさらに激化することとなる残留争いを演じるであろう、下位予想となるチーム達を予想し、今シーズンを迎えたいと思います・・・






(2023.2.15UP)

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