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ザスパクサツ群馬

2023年7月16日(日)
J2リーグ2023シーズン第26節
ザスパクサツ群馬 VS ヴァンフォーレ甲府(アウェイ)
観戦記 3−0

横棒


ようやく2カ月ぶりの勝利を飾った大槻ザスパ

天皇杯も入れると、5月中旬の水戸戦での勝利以来、6分3敗と約2ヵ月勝利が無かった大槻ザスパだったが、前節ホームに迎えた最下位に沈む大宮相手に今シーズンの明暗を分けるような力の差を見せつけ、そのまま2−0で快勝を収めた。

順位も8位に上げてプレーオフ圏内の6位清水までは勝ち点5差と、まだまだ可能性も残す位置。

ただし下をみると10位岡山との勝ち点は2しかなく、1試合勝つか負けるかで、まだまだ順位が入れ替わる状態。

もう後半戦に入り5試合目に入るわけであり、シーズンも2/3のところまで見えてくるわけであり、少しでもこのプレーオフ圏内を狙える位置をキープしたいところ。


そんな中でいよいよ夏の移籍の時期となったが、残念なことに前橋育英を初の全国制覇に導いた右サイドのスペシャリストMF41田部井悠がJFLのレイラック滋賀FCに育成レンタルに旅立つ。

そもそも昨年も天皇杯で1試合だけ後半出場、今シーズンも天皇杯1試合だけ使われただけで、なぜもっとJの舞台で試してもらえないのか歯がゆい思いばかりであり、だったら昨年のうちに武者修行に出して欲しかったものだが、田部井悠には是非とも活躍して来シーズンからはレギュラーを獲る勢いでチームに戻ってきて欲しいと切に願うところ。


下記のプレビューで詳しく書くが、後半戦となり連戦でレギュラー陣にも怪我人が多くなり、戦力も徐々に入れ替わっていく中、どう戦っていけるか。

ここからがチームとしての総合力の勝負となる。





DF24酒井出場停止の大槻ザスパ

前節、4枚目のイエローをもらいDF24酒井が出場停止となるため、DF3畑尾に続きこれまで開幕から堅守を誇ってきた3バックのうち、いよいよ2人が入れ替えとなる。
またDFラインでいうと絶対的な右サイドバックのレギュラーだったDF19岡本一真も腰の椎間板ヘルニアで1カ月以上の離脱と発表され、怪我から復帰してきたMF5エドオジョンや、現役大学生で2種登録の、前節JデビューしたばかりのDF29田頭らにしばらく期待がかかる。

注目は2試合連続ゴール中で、特に前節覚醒した感のある、天皇杯からボランチに起用されている本来は左サイドバック本職のDF22高橋ユリヤか。
開幕ダッシュから縦横無尽にピッチを駆け巡り存在感を示してきたMF38天笠が連戦で疲れが見え、ここ最近は良いところが消えていたところにユリヤが入ったわけだが、天笠とは違う、一気にゴールを狙って、高さでも押せるユリヤの神出鬼没のストライカーとしての能力は、相手も3列目から上がってくるユリヤを捕まえられず、今後も大きな武器になる可能性を魅せてくれている。

守備陣やボランチ、そして前線も日替わりで入れ替わっていき、後半戦にようやくメンバーの入れ替えも出てきた大槻ザスパが終盤戦に向けてどう変化していくか。


・・・以上が試合前のプレビューだったが、実際のセンターバックの代替えとしてはボランチでブレイク中のDF22高橋ユリヤをセンターバックに下げ、ボランチには4試合ぶりにMF38天笠がスタメンに戻る。
なんとユリヤが3バックの真ん中に入る形。本職はサイドバックのはずだが・・・ボランチもできるということで、攻撃のスイッチ役、リベロとしての役目も持たせるか。
さらにDF36中塩は古巣甲府相手の試合となる。
またセンターバックの控えとしてであろう、タイでもセンターバックでプレーしていたMF33細貝が久々にベンチメンバーに入る。


7川本リヨ
28長倉
17山中        10佐藤亮
15風間宏希 38天笠

36中塩          5川上エドオジョン
22高橋ユリヤ 2城和

21櫛引


ベンチには、FW23平松、FW9北川、MF14白石智之、MF6内田、DF29田頭(たがしら)、MF33細貝萌、GK42石井僚




連勝中で4位につける甲府

前半戦でのホームで迎えた際には、FW三平に先制されつつも、FW28長倉と、MF14白石智之の見事なスルーパスからDF19岡本一真がJ初ゴールを決めて見事な逆転勝ちを収めた甲府。
当然この甲府でのホームでは仇討ちに燃えるところであり、やはり攻撃の中心は1トップに入るFW99ピーターウタカであり、これまで11得点とやはりチームのトップスコアラーとなっている。
ザスパにとって救いがあるとすれば、前回の対戦でもやられているチーム2位の6得点をあげているFW三平が靭帯損傷の大怪我で離脱している事か。

だが切り札としてはFW19宮崎純真や元湘南のMF8武富など、相変わらず攻撃陣が豊富な甲府。

現在4位とプレーオフ圏内でもあり、2連勝中の甲府としては、やる気満々でザスパに襲い掛かってくるであろうことは容易に想像つくが、まずはその甲府の猛攻を守備陣が入れ替わっているザスパがどう迎い撃てるか。


以上が試合前のプレビューだったが、え?もうFW9三平がベンチに復帰している??
そんなに早く靭帯損傷から戻れるものなのか??
来月からACLも始まるはずの甲府、まだ無理をしない方がいいと思うが・・・


99ピーターウタカ
10長谷川元希
77ジェトゥリオ    18鳥海
17品田 16林田

2須貝             23関口
5蓮川 49井上詩音

1河田


ベンチには、FW9三平、FW19宮崎純真、MF8武富、MF6小林岩魚、DF26佐藤和弘、DF40エドゥアルド、GK21渋谷




序盤、天笠のスーパーミドルが突き刺さる!!

思いのほかアウェイの地、それも甲府相手に序盤から押し込む場面が目立つザスパ、5分にはFW10佐藤亮が果敢に相手バイタルで攻め立て、相手にファールで止められFKを得る。
このFK、ゴールファー左でFW7川本リヨがヘディングで合わせるも惜しくもバーの上。

すると9分過ぎ、右サイドからFW10佐藤亮が起点となり、上がってきたDF5エドに切り替えてエドが中央に絞ってからパスを送ると、この横パスを受けたMF38天笠がワントラップをベストな位置にボールを置き、迷わず振り抜いた左足からのミドルがゴール右上隅に突き刺さる!!!

GOOAALLLL!!!!


おおおお!!!!
天笠、これはスーパーシュート!!!!

まさにレーザービームの如き矢のようなミドルがゴール隅に突き刺さった。

出場停止から代役となったDF22高橋ユリヤが2試合連続ゴールでブレイクしている中、本職の意地を見せつけるような素晴らしい左足からの先制となった。

苦手とし、過去には大量失点の思い出ばかりがあるこの甲府のアウェイの地で非常に意義の大きい先制で、勝ち点の積み上げを期待できる展開となる。




守護神櫛引のスーパーセブで品田のシュートを食い止める

14分にも右サイドでFW10佐藤亮がフリーで受けると、佐藤亮のさすがの精度のクロスがファーに飛び、これをFW28長倉が頭で落とし、ゴールニア左でFW7川本リヨがバイシクルで狙うが、惜しくもバーの左。
甲府はいまいちザスパに対してプレスがはまっていない様子で、この佐藤亮が右サイドでフリーになったりしたあたり、先制の場面の天笠にも寄せが甘かったわけだが、今日の甲府は守備が今一つだ。

16分、甲府は守備ラインMF17品田からの縦パス一本からFW99ウタカが走り、前に出てきたGK21櫛引だったが、先にウタカに触れてしまい裏を抜け出されると、慌てて戻るDF2城和しかいないゴールへボールを流し込みにいくが、あと一歩踏み込めずこのシュートはわずかにバーの右を逸れてくれる。

これは危なかった・・・やはりウタカが危険過ぎる。
こういった個人技の一発で持っていかれてしまう。

19分にも右サイドから攻め込んだ甲府から横パスを受けたMF17品田が右足を振り抜くがわずかにバーの上へ。
先ほどの縦パスといい、今日はやたらとボランチ品田が危険だ。

20分、ペナルティ手前中央の絶好の位置からMF17品田の右足からのゴール右上を捉えた直接シュートを放つも、これを読んでいたGK21櫛引が外にはじき出すスーパーセーブでチームを救う。
さすが守護神櫛引!!!
壁の前で相手選手がしゃがみ込み、ボールを蹴る瞬間は見えていなかったのではと思う中、ホントよく止めたな・・・

26分になり飲水タイム。

そうか、今シーズンも夏場だと飲水タイムはあるんだ。




前半は1点リードで折り返し

給水明けもセカンドなど試合を優位に進めるのはザスパ、30分に左サイドからのボールを受けたFW28長倉が気持ちよく右足を振り抜いたミドルはゴール右上をわずかに外れる。

33分、左サイドからスピードを持って突破していったFW28長倉に対して引っ張って倒したMF17品田にイエロー。
前半のうちに甲府のキープレイヤー品田に早々にイエローを出させた事は今後優位になる。

37分、甲府に右サイドから起点とされたところからペナルティ右でFW99ウタカの左足を振り抜いたシュートはわずかにMF38天笠に当たりシュートはバー左上を逸れる。

この左CK、品田のキックからファーでDF49井上詩音の高さのあるヘディングシュートは、クロスバーをはじきながら跳ね返る!!
危険なシーンを2回回避したザスパ、なんとしてでも前半はリードで折り返したい。

この前半最後は完全に甲府の追い上げペースとなり、42分には右サイドからのボールに左サイドバックから中に詰めてきたDF2須貝のシュートはわずかにバーの右上。

43分には左サイドからのDF2須貝のパスを受けたFW10長谷川元希が一気にゴールに向かうドリブルからウタカに決定的なラストパスを狙いにいくが、かろうじてカット。

44分過ぎの左CK、またしてもMF17品田のキックが直接ゴールを狙ってくるようなボールをGK21櫛引が掻き出す。


こうして前半2分のアディショナルタイムも過ぎ、首尾よく前半を天笠のスーパーゴールからの先制を守ってリードで折り返したザスパ。

攻撃は鋭いものの、イマイチ守備がハマっていない感のある甲府相手に、後半先に先制点を獲って連勝を掴みとり、プレーオフ圏内に殴り込みをかけたいところ。





後半、佐藤亮の追加点が突き刺さる!!

後半、1点を追う甲府は前半あまりチャンスに絡んでいなかった感のあるMF77ジェトゥリオに代えて、MF8武富を投入。
武富がトップ下に入り、FW10長谷川元希が左に入る。

攻撃陣を組み替え、そしてやはりウタカにボールを集めてくる甲府は後半9分、FW99ウタカが密集地帯の中から強引に左足からシュートを狙いにくるが、身体を投げ出してDF22高橋ユリヤがシュートブロック。

10分にもFW8武富を後ろから倒して止め、この左サイドからのFK、MF17品田がまたしてもニアを直接狙いにくるが、これはGK21櫛引がセーブ。

対するザスパは11分に一気にカウンターから攻め上がり、左サイドからMF17山中が相手マークを見事にかわしゴール前へのパスを送ると、FW28長倉のシュートがいったん止められるも、こぼれ球をFW7川本リヨが狙っていき、これは惜しくもバーの左。

こうしてなかなか同点の糸口が見つけきれない甲府は15分過ぎに更に交代、MF18鳥海、DF23関口に代えて、FW9三平、MF6小林岩魚を投入。
もう三平出てくるのかよ・・・
いよいよフルアクセルの甲府の攻撃となる。


すると、この交代直後の17分、ザスパは一気にカウンターから攻め上がると、右サイドからFW10佐藤亮が中央にカットインしていき、これに相手がしつこくマークに来たところで集中したところで、佐藤亮のヒールで落としたボールからMF15風間宏希のミドルシュートが放たれ、これをGK河田もはじくのがやっとで、これにMF17山中とDF5エドが詰めて、相手から一瞬早くDF5エドが拾い、戻したところにFW10佐藤亮が左足を一閃させる!!!


GOOAALLLL!!!!


よく決めた佐藤亮!!!!
カットインしていっての相手のマークを引き付けたところからの落としも見事だったし、風間宏希の得意にミドルシュートが見事に放たれたのも良いところが活かされ、そしてDF5エドがこのチャンスにきちんとゴール前に詰めていたところが素晴らしかった。

エドは怪我でやや長期離脱になりそうなDF19岡本一真に代わっての右サイドバックに入っているわけだが、岡本一真以上の活躍ぶりを前節から見せている。
特にアフリカ系の血を引くからか、夏場になって更に動きがよくなっている感がある。



交代策も・・・相変わらず北川が無駄に右サイドに入る

甲府相手の連勝に向けて貴重な追加点を決めたザスパは2人交代、FW7川本リヨ、FW10佐藤亮に代えて、FW23平松、FW9北川を投入。

いや、だからさ・・・北川は佐藤亮に代わって右サイドで使うわけでしょ?
北川の良いプレーは全てゴールに向かっていくプレーであり、右サイドで使われては半減以下、この試合は相当に右サイドの佐藤亮とエドのコンビで突き崩していただけに、右サイドからの攻撃に加われない北川が入っては片腕もがれてしまうようなもの。
なぜここで右サイドでも突破が図れるMF14白石智之が入らないのか、意味が分からない。
どうしても、どちらかというとセットプレー時の高さを求めてか、センタ―FWを強引にサイドに起用することで数多く入れたいという意思がある大槻采配だが、この北川を右で、川本リヨを左で使う悪癖だけは考えなおしてもらえないものか。
今の大槻采配の唯一にして最大の問題点と言っていい。

甲府は更に交代、MF16林田に代えてDF26佐藤和弘を投入。

25分になり後半の飲水タイムに入る。


甲府はウタカあたりがもう体力が無くなり、FW9三平、MF8武富あたりが元気に善戦のプレスにいくも、DFラインにDF22高橋ユリヤが入るザスパDFラインは安定してパスを回す。

35分、甲府はMF17品田に代えてFW19宮崎純真を入れていよいよ攻撃の枚数を増やし、ザスパはDF5川上エドオジョン、MF15風間宏希に代えて、DF29田頭、MF6内田達也を投入。

もうなりふり構っていられない甲府は37分、左サイドからDF5蓮川のパスからMF8武富が素早く縦にクサビのパスを入れて、これを受けたFW99ウタカが3人に囲まれながらも強引にシュートを放ち、これはGK21櫛引が正面で抑えるが、本当にウタカにボールを集めるこの攻撃の徹底ぶりが凄まじい。



最後までゴールを狙う姿勢、平松が落とし、長倉がダメ押し点!!

投入されたFW19宮崎純真が、長いサイドチェンジの前線へのボールにスピードを付けて攻め上がってこれを見事に受けると、ゴール前へのウタカへの折り返しのボールに、DF36中塩がしっかりとブロック。
中塩も古巣相手に気合が入っている。

42分、いよいよ足が限界になったMF17山中に代わってMF14白石智之が投入される。
いつもベンチに入るが、こういった交代しか使われないのでは、せっかくの切り札白石が本当にもったいない・・・本来は北川ではなく白石が佐藤亮の代わりに入らなければいけない。

実際、ここまで30分近くあったが、北川は何か右サイドからの攻撃で貢献できただろうか??
北川が右サイドに入ってから、ザスパの右サイドからの攻撃は皆無となった。
この事実は重いはずだ。

44分、甲府はDF2須貝の左足からのキックがファーに飛び、DF5蓮川が落とし、MF8武富のシュートはかろうじてGK21櫛引がはじき、さらに後方からFW9三平のシュートが襲うも、これはかろうじてバーの右を逸れてくれて助かる。

アディショナルタイムは5分。

投入された白石も相手の右サイド中心の攻撃に必死にブロックにいき、守備でチームを救う。
さらにマイボールになればFW23平松、FW28長倉としっかりと2トップが上がり、まだまだ追加点も伺う姿勢を見せる。
これが重要だ。
牙を見せなければ、相手のサンドバック状態になるだけだ。
あくまで最後まで追加点を伺う姿勢だけは崩していけない。
だからホーム熊本戦は最後に手痛く追いつかれた。

その最後まで攻める姿勢が最後の最後に花開く。

GK21櫛引のキックからFW28長倉が競り合って落とすと、これを拾ったFW23平松が見事にキープしヒールで落とすと、これをFW28長倉が右足を振り抜く!!!


GOOAALLLL!!!!


よく決めた!!!長倉!!!
そしてよくぞ粘った、平松!!!!

これだよ、これ、最後までどう牙を剥いてゴールを狙っていけるか。
これまでの大槻ザスパは、牙をしまう時間があまりに早すぎ、そしてサンドバック状態からDF3畑尾頼りという情けないばかりの展開ばかりだったが、このアウェイの地で見せた攻めの姿勢は本当に素晴らしい。



攻めの姿勢の重要さ、守って勝てるサッカーなど無い

こうして3ヵ月ぶりの連勝、そして大宮に続いて甲府相手にシーズンダブル勝利という、あまりに大きな勝利を手にしたザスパ。

ウタカら強力攻撃陣の甲府相手に、守備ラインが大幅に入れ替わったのにクリーンシートに抑えられた事も相当大きい自信となる。
4試合ぶりスタメンでいきなり貴重な先制ゴールを決めたMF38天笠の状況も考えれば、このDF22高橋ユリヤを中央に入れた3バックはしばらく続けるのではとも思われる。

右サイドバックでちょっと長期離脱になりそうなDF19岡本一真の代わりに前節から入っているMF5エドオジョンは、ナイジェリアとのハーフということもあってか、夏場に入りますます動きにキレが増している感があり、この試合ではMF10佐藤亮とのコンビで甲府の左サイドを相当に押し込んだ。
今日のザスパの攻撃の軸は右サイドだった。
それだけにMF10佐藤亮との交代の相手がFW9北川であり、北川が攻撃面でほぼ何も出来なかったところからも、いい加減MF14白石智之の交代の順列を高めるべきだと切に思う。


それにしても、まさか大宮に続き甲府からもシーズンダブル勝利を手にするとは・・・

甲府はその前の水曜に鹿島と天皇杯3回戦を戦っており、スタメンはDF関口以外、みんな入れ替えていたものの、後半早めに投入されたFW99ウタカあたりは、40近い年齢もあっていい加減影響はあったかもしれない。
天皇杯含めて7連戦、それも夏場ということもあり、明らかに出足が遅く、ザスパ側に随分とスペースがあった印象だった。
甲府と当たったタイミングが良かったということもあるだろう。

とにかくこれで6戦負けなし、2勝4分と、勝ち点を稼ぎ、プレーオフ圏内の6位まで勝ち点3差に付ける。
というか、ここからは上位陣は勝って当たり前なので、ザスパはまだプレーオフを狙える圏内で踏みとどまったと言える。

そう、勝って当たり前でなければプレーオフ、昇格など狙えない。
これまで1点でもリードしたら、後半早々から亀の子作戦で守りの意識があまりに強すぎた大槻采配も、この日のダメ押し点まで決めた勝利で、勝ちに行くサッカーに転換してもらえればと願う。
今日の姿勢で臨んでいたなら、あの終盤に負いつかれてしまった負けに等しいホーム熊本戦での引き分けも勝っていたはずであり、そういった惜しい試合が今シーズン何試合もあった。

メンバーがこれだけ変わっても、むしろ控え陣が活躍し結果を出していくという、好循環となっているザスパの強さは、いよいよ本物だ。

26節終わって8位と大健闘と言えるザスパではあるが、これで満足せずに、このプレーオフ圏内を1勝差で追える以上の位置を、勝つ姿勢のサッカーでキープしていきたい。






(23.7.9)





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