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J2リーグ
2023シーズン
展望、予想順位(その2)
町田、仙台、磐田、長崎、千葉、ヴェルディ編

横棒


2023シーズンのJ2リーグの展望(その2)

例年通りJ2全22チームの予想、展望を順位予想を添えて書いています。
前回はJ1への昇格争いと予想する上位陣、プレーオフ圏内6位以内と予想する6チームを挙げたところ。
とにかく今シーズンは特別なレギュレーションであり、2024シーズンからJ1チームが18チームから20チームに増えるため、J1からの降格チームは1チームのみ、そしてJ2からの昇格チームは上位2チームに加え、プレーオフを勝ち抜いた1チームは、これまでさんざん涙を飲んできたJ1チームとの入れ替え戦無しで昇格できるため、今シーズンだけはプレーオフ圏内の6位に入れるかどうかが非常に重要となる。

その熾烈なプレーオフ圏内の争いに本気で挑む7位〜12位予想の6チームの展望となる。



2022 J2・15位→予想順位 7位
FC町田ゼルビア
黒田剛体制1年目


アベママネーで数々のストライカーを揃える中、黒田剛監督の青森山田流儀がJ2でどう出るか?


青森山田を率いてきた黒田監督の就任、そして岡山からオーストラリア代表でカタールW杯でも得点しMVPになったデュークや2019、2020の2シーズンをマリノスでプレーし、41試合で21得点というとんでもない得点率を誇るFWエリキ、そして元ザスパエースの高澤などアベママネーで数々の大型補強で注目を集める新生町田。

しかしストライカーばかり集めるあまり、絶対的司令塔の平戸を京都、トップスコアラーの右サイドアタッカー太田修介を新潟などJ1勢に抜かれてもおり、アシストするべきパサー達を放出してそこまで戦力が純粋にアップしたかというとどうだろうか。アシストという意味では、FWエリキは昨年までの中国リーグでも9アシストを決めているらしく、むしろエリキが司令塔的な役割となるのだろうか。
守備陣では栃木の守備の軸だったDFグティエレスも補強し、さすがアベママネー、攻守に軸を揃えてはいる。
決定力のあるストライカー陣だけみればリーグ随一であり、本来昇格候補に推すべきところだが・・・やはり黒田監督の手腕次第となるか。




2022 J2・7位→予想順位 8位
ベガルタ仙台
伊藤彰体制2年目


J1復帰への勢いが見えにくいが・・・


神戸からのMF郷家、熊本からDF菅田など攻守の軸は補強は大きいものの、仙台の象徴だった富田晋伍がついに引退など、離脱した戦力も多く、そこまで補強できたとは思えない。
何よりも伊藤彰監督の手腕にそれほどまでのカリスマ性を感じないところがあるが・・・正直、このままだと今シーズンもJ1復帰は遠いのでは、とも思えるところであり、東北のライバル山形の方を上に予想した。
昨シーズンでの予想ではダントツの昇格候補に挙げたものだったが・・・果たして仙台というチームの格の違いを見せられるシーズンとなるか。




2022 J1・18位→予想順位 9位
ジュビロ磐田
横内昭展体制1年目


新規加入できないペナルティがどう影響するか?


FWファビアン・ゴンザレス(29)の契約問題を巡り、FIFAから2023シーズンでの新規選手登録禁止という重い措置を受け、果たしてトップチームのメンバーが揃うのかと思ったが、多くの主力が残り、レンタルバックなどもあって、それほどは戦力が落ちていない印象。

結局は最近まで森保ジャパンでコーチを勤めてきた横内新監督の手腕次第か。

ただ、昇格のための途中でのカンフル剤的な補強が出来ないのは痛いだろうし、今シーズンは来年以降のための育成やチームの立て直しをまずは考えるシーズンとなるか。




2022 J2・11位→予想順位 10位
V・ファーレン長崎
ファビオ・カリーレ体制2年目


本来昇格候補の戦力だが・・・クラブ体質にそもそも問題が?


戦力的にはフロンターレからレンタルで獲得した21歳の若き新星・FW宮城天が怖いジョーカー的な存在となりそう。
その他、とにかくFW陣の層があまりに厚く、FW11エジカルジュニオ、FW7クリスティアーノ、FW9ファンマ、FW29クレイソン、そして元ザスパのエースFW27都倉賢と、これだけのFW陣をよくもまあキープできる財力があるもの。この層の厚さはJ1チームを凌駕する。
MF陣も、大黒柱MFカイオセザール、元湘南のMF17秋野、MF20大竹や、前橋育英のエースMF33笠柳、仙台から復帰のMF14名倉巧、MF加藤大など豊富だが・・・それにしても、そもそも昨シーズン、5位という戦績だったのに松田浩監督からわざわざファビオ・カリーレ監督に交代させ、結局最後は4連敗で11位まで順位を下げたわけだが、この謎で無駄な監督交代をさせてしまうクラブ体質が一番問題かと思う。




2022 J2・10位→予想順位 11位
ジェフユナイテッド千葉
小林慶行体制1年目


今シーズンこそ悲願のJ1復帰のチャンスも、決定力だけがウィークポイント


戦力的には左サイドからのアタッカくで昨年ザスパも散々やられた水戸からのMF椿や、前橋育英を全国制覇に導いた右サイドバックDF松田陸を金沢から獲得し、両サイドの充実ぶりはいきなりリーグ屈指となったが、問題はヘッドコーチから昇格し新任監督となる元ヴェルディのボランチのイメージが根強い小林慶行の采配次第か。

それ次第では2010年からずっとJ2の番人と化しているジェフも、3チーム上がれる今シーズンはいよいよオリジナル10としてのJ1復帰の可能性もあり得るが、問題はストライカーが相変わらず不在で、昨年もチームトップスコアラーがセンターバックのDF新井一耀であり、次に点を挙げたFW櫻川ソロモンすらも岡山に獲られ、誰か点取り屋が出現しなければ、やはり中位をさまよう可能性が高い。





2022 J2・9位→予想順位 12位
東京ヴェルディ
城福浩体制2年目


今年も若手育成メインの中で城福監督の采配で持たせるか?


昨シーズン途中から就任した城福監督は、かつて甲府をJ1に昇格させ、一昨年まで広島を4年間率いてきた実績も十分。

しかし戦力としては、昨年トップスコアラー13得点のFW佐藤凌我が福岡に、司令塔新井瑞希は夏に海外移籍し、日本に帰ってきたもののヴェルディに帰ってくることなくJ1昇格の横浜FCに、同じく横浜FCにはDFンドカも移籍するなど、主力の流出もあり、代わりに秋田からのDF千田(ちだ)は計算できるものの、あとは大卒5人に攻撃陣を頼る状態であり、なかなかに未知数。

ただヴェルディというチームは大卒などの若手がきちんと活躍するチームであり、トータルとしてそこまで劇的な弱体化は無いだろうが、ちょっと上位は予想しずらい。




以上、プレーオフ圏内を狙う中位予想となるチーム達の展望でした。
次回からはいよいよザスパのライバルとなる、残留争いにも食い込んできそうな、中位以下のチームの予想となります。
全ての予想の裏方作業は終わっているので、ここからはテンポよくアップする予定です(^^;




(2023.2.1UP)

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