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J2リーグ
2023シーズン
展望、予想順位(その1)
清水、岡山、徳島、山形、いわき、大分編

横棒


2023シーズンのJ2リーグの展望(その1)

例年通りJ2全22チームの予想、展望を順位予想を添えて書いていきたいと思います。

まずはJ1への昇格争いと予想する上位陣、プレーオフ圏内6位以内と予想する6チームから・・・

とにかく大事なのは今シーズン限りの特別なレギュレーションであり、2024シーズンからJ1チームが18チームから20チームに増えるため、J1からの降格チームは1チームのみ、そしてJ2からの昇格チームは上位2チームに加え、プレーオフを勝ち抜いた1チームは、これまでさんざん涙を飲んできたJ1チームとの入れ替え戦無しで昇格できるため、今シーズンだけはプレーオフ圏内の6位に入れるかどうかが非常に重要となる。

その熾烈なプレーオフ圏内の争いとなる今シーズンの鍵を握るのがこの6チームだ。



2022 J1・17位→予想順位 1位
清水エスパルス
ゼリカルド体制2年目


チアゴサンタナ、権田抜きにしても、やはり圧倒か


昨シーズン14得点でJ1得点王となったFWチアゴサンタナと、カタールW杯でドイツ、スペイン相手にファインセーブを連発した日本代表GK権田が、そのままこのJ2清水に残りシーズンインしているのがまず信じられず、果たして1年間普通にJ2に留まるのかは疑問だが、それにしてもその他にFWディサロがいるなど、他のメンバーもJ2の中では圧倒的であり、やはり優勝候補1番手となる。

特にザスパサポにとっては、かつて清水がJ2に落ちてきた2016シーズン、日本平で0−8の歴史的大敗を喫し、この8点差だけは未だに越えるワースト試合は無い。
さらにその後のホームでも0−4と完敗し、1シーズンに0−12と、まさにチンチンにやられた。
たった2試合の対戦ではあったが、どちらもほぼ攻撃すらさせてもらえないワンサイドゲーム、ジェノサイドの内容であり、ザスパサポにとってエスパルスのオレンジユニは、もはや悪夢でしかない。

さらにコーチには昨年まで水戸でザスパ戦に異様なまでの執着心を燃やしてきた、ザスパOB選手にして元監督の秋葉監督が就任し、ますますもって嫌な予感しかしない。

果たしてザスパは勝てるか・・・いや、とにかくサッカーをさせてもらえるか、今から戦々恐々とならざるを得ない。



2022 J2・3位→予想順位 2位
ファジアーノ岡山
木山隆之体制2年目


木山マジックによる悲願のJ1昇格の時は来た


W杯で活躍のオーストリア代表デュークと宮崎幾笑は抜けたものの、バイス、柳の強力CBコンビ、16得点のトップスコアラー・チアゴアウベスら主軸の引き留めに成功。
そして横浜FCから前橋育英14番の系譜を受け継ぐ田部井涼、ザスパから高速クロスの左を持つ高木友也、元湘南の高橋諒ら強力な戦力を補強し戦力は十分。
そこにチーム、選手からの信頼厚い昨シーズンはチーム最高順位の3位という戦績を収めた木山監督が満を持しての2年目となれば、今シーズンは悲願のJ1昇格の可能性が目前に迫る。
木山監督のマジックが岡山初のJ1昇格に導くか。
プレーオフ圏内まで十分可能性がある今年が本当にチャンスとなる。



2022 J2・8位→予想順位 3位
徳島ヴォルティス
ラバイン体制1年目


攻撃陣の強力補強、あとは未知数の若きスペイン人監督の手腕のみ


主力のほとんどが残りながらも、元セレッソの柿谷曜一朗、福岡から渡大生、松本から前橋育英出身の外山凌らを補強し、J1復帰に向けて戦力としては相当に視界良好だが、未知数過ぎる要素はスペインからやってくる35際と若いラバイン監督の手腕次第か。

レアルソシエダで分析担当だったという、そのラリーガで鍛えられた眼力がJリーグの地で試されることとなる。

それにしても、柿谷曜一朗といえば、あの2016シーズンのセレッソ戦にてヒールでのスーパーシュートでやられた事は忘れない。
未だにあれはどうやって撃ったのか意味がわからない。



2022 J2・6位→予想順位 4位
モンテディオ山形
クラモフスキー体制3年目


中盤の層の厚さはリーグ随一、東北のライバル仙台を出し抜くか?


途中補強で山形をプレーオフまで引き上げたFWディサロはJ2に落ちてきた清水へ復帰し、右サイドバックの半田陸がガンバへ移籍したものの、その他、チアゴアウベスやデラトーレといった点取り屋が残った事は計算でき、そしてリーグトップアンカーと私が評価している藤田息吹をはじめ、南秀仁、國分に加え、大宮から小野、仙台から田中渉、横浜FCからイサカゼインと主力級を補強し戦力が増している。

久々のJ1復帰に向け、プレーオフ圏内にさえ入れれば入れ替え戦の無い今シーズンが本当にチャンスとなる。
2022シーズン、意外な低迷をみせた東北のライバル仙台を後目に、山形が出し抜いてみせるか。

一つだけ懸案要素といえば、2022シーズンは天皇杯を含めてザスパに3連敗となったこと。
完全に相性が悪くなった形であり、山形のおかげでザスパは残留できたわけだが、ザスパに連敗するようでは昇格にも黄色信号となる。




2022 J3・1位→予想順位 5位
いわきFC
村主博正体制2年目


圧倒的なアンダーアーマーフィジカルサッカーでJ2を席捲か??


正直、岡山から宮崎幾笑が加入したという以外、戦力はよくわからない。
しかしJ1クラブを凌我するというアンダーアーマー全面バックアップの元でのトレーニング施設で選手は鍛え上げられ、さらにチームの始動は年末前からという徹底ぶり。
なるべく早い時期に選手に負荷のかかるトレーニングをして、キャンプ入りの頃にはトップコンディションに仕上げているという圧倒的フィジカルでJ2に殴り込みをかける。

昨シーズンJ3から上がったばかりで快進撃を成し遂げた熊本と同じ雰囲気を強く感じ上位に予想する。
昨シーズン、国士舘大から加入し17得点と大活躍の長身FW有田、10得点の岩淵、8得点の有馬ら強力FW陣をザスパも抑えられるか。
もし、このまま1年でJ1に昇格となると、歴史的なスピード昇格となる。



2022 J2・5位→予想順位 6位
大分トリニータ
下平隆宏体制2年目


戦力入れ替えも下平監督が何かをやってくれそう


戦力としては私が個人的に湘南時代からお気に入りのDF三竿が京都に、下田北斗が町田に、FW高澤、GK吉田舜といったかつての元ザスパの主力などを手放すもったいない放出が目立ち、それに対して琉球の攻撃の軸・池田廉や、秋田から茂平を補強したのはわかるものの、戦力としての上積みはどっこいどっこいといったところ。
ただ下平監督の2年目ということで、そこは大いに期待できる部分もある。

この6位については、仙台など他のチームとも相当に予想を迷ったところだが、最後は下平監督の手腕に賭けた。
大分もそろそろJ1に復帰できないと、J2時代が長くなる気配もある。







以上、昇格を争う軸になるであろうプレーオフ圏内予想となる6チームの予想、展望を書きました。
次は同じくプレーオフ圏内を狙う中位予想となるチーム達について・・・






(2023.1.24UP)

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