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J2リーグ
2021シーズン
大宮、甲府、水戸、新潟、千葉、北九州
展望、予想順位(その2)


横棒


2021シーズンのJ2リーグの展望(その2)

J2に復帰し2年目となる2021シーズンは、昨年がコロナ影響のため降格するチームが無かったが、昇格チームはしっかり2チームいたので、今年のJ1は2チーム多い状態での戦いとなり、その代わり4チームがJ2に落ちる。

そして4チームJ1から落ちてくるJ2としても昨年J3への降格チームが無かったので、押し出しの形でJ2も今年は4チーム堕ちる。

4チーム・・・

22チームのうち4チーム、つまり5チームのうち1チームが落ちる、まさにサバイバルシーズン。


そんなサバイバルシーズンについて、例年通りJ2全22チームの予想、展望を順位予想を添えており、J1昇格争いと予想した6チームのあとは、まだまだ昇格を狙える力も予想しつつ、何か歯車が狂うと残留争いに巻き込まれる可能性のある6チームを書きます。



2020 J2・15位→予想順位7位
大宮アルディージャ
岩瀬健体制1年目


戦力はそこそこ維持も・・・岩瀬監督の力量が未知数


智将・高木琢也体制の元、いよいよJ1復帰確実かと思われた昨シーズンは、あまりに多くの選手のアクシデントにより戦力が維持できなくなり、大宮がJ1に昇格して以降積み上げてきた歴史の中で汚名と言えるほどの低落ぶりとなったわけだが、新たな気持ちで新米監督ながら岩瀬監督体制へ移行となった。

まず最大の”補強”と言えるのは、海外移籍となるはずだったアタッカー黒川がまさかのメディカルチェックでNGとなり大宮に残留となったことが大宮にとっては逆に一番大きな実質の補強となり、FWイバ、FWハスキッチも残留のため、戦力は計算できる。

補強としては磐田から即戦力としてFW中野が加入し新たな攻撃の軸となりそうで、昨シーズン相模原へレンタルで活躍し、さらにこの先面白い存在となりそうなのはシーズン途中にマリノスに呼び戻されJ1でも4アシストを記録してしまうほどの活躍をしたサイドアタッカー松田詠(えい)太郎、まだユースから上がり2年目の19歳ながら、両足が利き足という高いクロスの能力などでFWイバやFC東京から加入のFW矢島などの長身ストライカーを活かせそうとのこと。

柏でピンチヒッターで2ヵ月しか監督を務めていない岩瀬監督の手腕が未知数であり、予想は難しいところもあるが、大宮というチームがいつまで低迷する事もイメージしにくくある程度上位に予想するが、昇格候補というほどには今シーズンは挙げにくい。





2020 J2・4位→予想順位 8位
ヴァンフォーレ甲府
伊藤彰体制3年目


クラブ力にやや陰りが見え上位キープ困難か?


攻撃陣ではエースドゥドゥが町田へ、またDF今津がDF中塩が横浜FCへ、MF松田力がセレッソと個人昇格で抜かれ、ボランチの軸となっていたMF武田将平もレンタル切れて京都へ、左サイドバックレギュラー内田健太も愛媛へ。

代わりに広島からのレフティ野津田をレンタル、大分からベテランの域に入った三平と補強、長野からもDF浦上、清水からDF金井など抜けた穴のところに補強はしているが、純粋に戦力はダウンしていると言えるだろう。

ここ最近は5位、4位と常にプレーオフ圏内で戦ってきてはいたが、FWドゥドゥ、FWラファエルに代わりに補強したFWウィリアン・リラとFWパウロ・バイヤの共に大型ブラジルFWの出来次第では伊藤彰体制3年目はやや試練になるか。

これまで営業部の広告、スポンサー獲得術などが注目され資金集めのうまさが際立っていた甲府だが、コロナ影響の中、ややクラブ力に陰りの見えるオフシーズンとなっている。




2020 J2・9位→予想順位 9位
水戸ホーリーホック
秋葉体制2年目


意外にフィットした秋葉采配は変わらずか


松本に移籍した15得点のエース山口一真と、マリノスからレンタルし攻撃の軸となったハマのプリンス21歳の若きアタッカー山田康太は山形へ

代わりに町田で7得点と結果を残した21歳の若きアタッカー安藤を水戸にはめずらしく完全移籍でセレッソから補強し、徐々に毎年のレンタル依存体質からの脱却を図ろうという方針も見えるし、山口と共にWエースの活躍ぶりだった13得点の中山仁斗が残ったのも大きい。

守備面でも主軸となったセンターバック・ンドカがヴェルディに移籍したが、身体能力の高いハーフ系の若手が多く控えているので、穴はある程度埋まりそう。

毎年主力が入れ替わるが、活きの良い選手を常に充填するスタイルでプレーオフ圏内まで毎年迫ってしまうのだから水戸というクラブのチームの方向性を徹底させている底力は強い。

昨年は秋葉監督がどう水戸にフィットするのかと懸念しマイナスに評価したが、意外な適応を見せ一桁順位と大いに善戦し、とりあえず2021シーズンも昨年と同等レベルと予想。




2020 J2・11位→予想順位10位
アルビレックス新潟
アルベルト体制2年目


エース本間の残留が最大の補強


ガンバから山口に2シーズンレンタルされ、山口の中盤を支えたアンカー高(こう)を補強。

かつて現在京都の庄司が務めたのポジションを任せられた22歳の若きボランチはボール奪取に加え攻撃の組み立ても身に着けてきており、本来五輪代表の声もある中、活躍が期待される。

他では、最大の補強ともいえるのはJ1チームに引き抜かれる事が必至だったエース本間の残留があまりに大きい。
昨年もたった1人本間だけはJ2レベルで戦っていなかったが、今年もJ2に残るということは他チームにとって脅威だ。
そこにJ3熊本から鳴り物入りでの加入となったFW谷口、セレッソから町田で散々結果を残してきたFW鈴木孝司がどんな攻撃を見せるか。

アルベルト監督の手腕には少し疑問だが、まあ現状維持程度の昇格候補には挙げられないと予想。





2020 J2・14位→予想順位11位
ジェフユナイテッド千葉
ユンジョンファン体制2年目


2トップ抜けるもユンジョンファン体制維持


FWクレーベが横浜FCへ、FW山下が鳥栖へと個人昇格で抜かれ、その穴はかなり大きいだろうが、新たな攻撃の軸としては福岡からのMF福満の存在は大きい存在となるだろうし、ボランチでは山形のMF末吉塁、柏からのMF小林祐も加入。

浦和から2012ロンドン五輪で44年ぶりのベスト4までチームを導く活躍をしたセンターバック鈴木大輔を補強。31歳とセンターバックとしては円熟期を迎え、即主将にも任命されており守備の中心になる事が期待される。

戦力的にはややダウン感もあるが、ユンジョンファン体制2年目ということで、戦力は相変わらずJ2の中では豊富な資金を活かして揃っているし、少し順位を上げて予想。






2020 J2・5位→予想順位 12位
ギラヴァンツ北九州
小林伸二体制3年目


著しい戦力ダウンも小林伸二監督が最後の砦


J3から昇格した直後であった昨年のシーズン前半戦はまさにそのままの勢いを維持する形で大暴れとなってJ1昇格圏内を席捲したが・・・

その快進撃を支えた18得点のエースディサロはJ1清水へ、FW町野が湘南、FW鈴木国友がレンタル終了で松本へと軒並みFW陣が抜け、チームの攻守の軸だったMF國分が山形へ移籍、DF福森が大分、GK永井が清水と個人昇格で抜かれ、主力が大量放出。

代わっての補強も神戸からの右サイドバックで五輪代表候補にも挙げられる藤谷以外はめぼしいものも無く、確実に戦力は下がっている。

J3からは代わりに秋田が猛威を振るいそうであり、北九州はいわゆる2年目のジンクスに陥ると思われ、残留争いのレベルまで予想順位を下げて然るべきだが、しかし最後は小林伸二監督の力量があるので降格は無いだろうと予想。

ああ、小林伸二監督、いつかザスパに来ないかな〜マジで。








以上、昇格争いとまでは予想しきれなかった中の上6チームの予想、展望を書きました。
次はそろそろ残留争いに加わる懸念もある中の下6チーム達について・・・







(2021.02.14UP)

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