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ザスパクサツ群馬

2020年5月30日
6/27リーグ再開後の超過密スケジュール・・・
ザスパのターンオーバーが旋風を起こすか?

横棒


6/27リーグ再開後は超過密スケジュール必至!!

2020年5月25日、緊急事態宣言が発令されてから1ヵ月半、ようやく日本は新型コロナウィルス拡散に対していったんの収束をみせ、宣言は解除となった。

それを受けて、JリーグはJ1の再開は7/4、そしてJ2、J3の再開は6/27再開と正式に発表となり、現在は6月中旬の日程発表に向けてスケジュールの調整を行っているという段階。

最初の2試合は選手の負担となる連戦は避け、1週間に1回ということで、その後の7月中旬から12月の5カ月間半の間に、残り39試合を残すリーグ戦を全て消化するとしたら、1カ月平均7試合をこなさなければいけないという単純計算となる。

1ヵ月7試合というと、ほぼ毎週、週末と水曜の2試合を組むしか無く、そうなると毎週のように水曜に天皇杯やルヴァンカップをやっているようなもの。


つまり、従来の天皇杯やルヴァンカップのように、ここはリーグ戦と共にフルメンバーのままで戦い抜けるとは思えない。
しかも8月付近などの猛暑の夜も含めての連戦となり、同じメンバーではとても戦えないだろう。




必須となるターンオーバー制

そうなるとチームをAチームとBチームとに分け、週末と平日でまるでメンバーを入れ替えて戦う、”ターンオーバー”制を敷くのが常套手段となる。

強豪のヨーロッパのチームなどは自国のリーグ戦とチャンピオンズリーグを戦う際には、2チーム分の戦力を用意しての連戦への対応は当たり前の策とも言える。


・・・ターンオーバー・・・


自分は昔から、この言葉には胸が躍る。

同じチームでありながら、主力を2手に分かれて2チーム分の戦力で戦い抜く、その高度なチーム構成、戦術には昔からワクワクする。


そして今年のザスパは有り余るほどのサイドアタッカーを多数揃えており、戦力に差の無い2チーム分の編成は他のチームよりも有利に組めるのではと睨んでいる。

人件費にお金を掛けられず、あまりお金のかかった主力を多くは揃えられないチーム力、そして昨年からのチームの方針として、同一ポジションにレギュラーとサブの戦力差の無い戦力を揃えるという方針がここで活きてくる。


とりあえず、どの程度のチームが組めるものなのか、ちょっと現有戦力にてチームAとチームBで分けて予想してみたい。




チームA予想

とりあえず唯一今シーズン試合をした開幕戦のスタメンを軸に組むチームをAとしてみる。


50大前
18進
41中山   11田中稔也
35宮阪 40内田

39高瀬優孝      6飯野七聖
4岡村大八 32渡辺広大

1清水慶記



開幕戦は右サイドバックにベテランDF2舩津を起用していたが、もうかつての右アウトサイドで絶妙なクロスを上げまくるほどの活躍は舩津もできていなかったし、そもそも舩津には守備の引き締めのために右サイドバックに置いたようだが、舩津を右サイドバックで起用したことが機能していたとは言い難いし、舩津にはチームBの守備の軸となることを期待したいところ。

そのため、本来今シーズンの右サイドバックの軸と考えていたMF6飯野七聖をここに置きたい。


また、同じく開幕メンバーからはMF8岩上をチームBに回しているが、これはチームBの方で述べたい。



中山と組ませることで高瀬優孝の攻撃力はどこまで活きるか?

チームAの一番のポイントは左サイドハーフに起用のMF41中山。
開幕戦ではなぜか右サイドハーフで途中投入されたが、どう考えても昨年の熊本でのコンビと同じ高瀬優孝の左サイドで起用するべき。

狙いは当然、高瀬の攻撃力を活かすこと。
やはり昨年のJ3での高瀬の攻撃力をもう一度ザスパで観たいし、中山と組ませることで優孝をとにかく攻撃に参加させまくるべきだ。

昨年の史上最強を誇った青木翔大、吉田将也を置いたザスパの右サイドを、唯一力でねじ伏せたのは熊本での中山と高瀬の左サイドだった。

あれを観たいし、そして岩上を敢えてこのチームAではなくBに移したことにはまた意味がある。

昨年、あれだけ優孝がリーグ内で大暴れできたのは理由があるはずであり、その理由はやはり同じ左サイドのMF中山にあると睨んでいる。

中山自体にはあまりアタッカーという印象はないが、優孝という攻撃力に特化したサイドバックと組ませることで、カバーやキープなどサイドバックを攻撃させやすくする相性があるはず。

チームAのポイントは左サイドバック高瀬優孝を軸とすることにある。

開幕戦はなかなか連携不足もあって思ったような攻撃参加がしずらく見えた優孝の、本気の上りを再開後は見たい。




チームB予想

開幕スタメン中心のチームAが以上の状況となると、それ以外のメンバーでチームBを組んでみる。


13林
9岡田
19白石     8岩上
23磐瀬 15ジャスティン
24光永       14平尾
3鈴木順也(46川上)2舩津

21松原


チームBの大きな目玉は、開幕戦後の中断期間で補強された長身FW13林。

今シーズンのザスパの選手構成は明らかに1トップタイプのFWがほとんどいない事であり、唯一の長身FW10青木翔大の昨シーズンの大怪我からの復帰は夏までかかると思われるところで、MF15ジャスティンを1トップで使う練習もシーズン当初は行っていた。

そんな中、自分でも決めることができる林の存在は大きくなるだろうし、チームBよりもチームAで大前との起用が有力となるだろうが、とりあえずこのチームBに置いた。

左サイドには本来の今シーズンのアタッカーの軸として考えていたMF19白石、そして右サイドには開幕戦では左サイドでスタメンだったMF8岩上を当てる。

チームBに岩上を持ってくる最大の理由はFKでのキッカーとして。
チームAの宮阪とはここはチームを離して、この2人の名プレースキッカーのどちらかはチームにいるようにすることで、FK時のチャンスはグッと幅が広がる事だろう。




チームB考察

その他としては、アンカーには昨年のレギュラー格に成長したMF15ジャスティンをここで復活させ、昨シーズン途中から身に着けてきた縦パスを後方から前線に供給させたい。

そして楽しみなのはMF23磐瀬。
昨シーズン、ザスパの中盤の軸として活躍し、栃木に移籍してしまった佐藤祥に対し、昨シーズン終盤はその佐藤祥を超えるほどの中盤のつぶし役として活躍した、あの中盤の守備での強度は今シーズンも非常に期待している。

ジャスティンも磐瀬も守備でも攻撃でも特徴があるタイプなので、互いに交互に縦に連携すれば、かなり期待できるボランチの組み合わせとも言える。


左サイドバックには、自分が高瀬優孝よりも高く評価するDF24アレオ光永。

あの相手のゴールライン際での脅威の粘り、突破力からのマイナスの折り返し、クロスの精度はザスパにとって最終兵器となる威力を秘める。

右サイドバックは、飯野七聖をチームAで使うなら、2番手はDF14平尾となるだろうがDF25小島もいる。


センターバックはDF2舩津にDFリーダーを任せ、組み合わせるのはDF3鈴木順也かDF46川上の若手を組ませ、この2人には更なる成長を望みたい。


最後、GKはザスパに復帰し再起を図る松原。
センターバック舩津との相性も抜群のはず




あとは本来のレギュラーFW10青木翔大とFW7加藤潤也の怪我の具合が気になるところ。
怪我の具合といえば、FW9岡田翔平も近年の怪我がちなところを見ると、なかなかシーズン通してのフル稼働は難しいし、そもそもFWやアタッカーたちはチームA、Bを横断してスーパーサブとしての役目も含めいろいろローテーションさせて使うしかない。


こうして、楽しみな2チームを揃えることができる今シーズンのザスパ。

単純に週末と水曜とで別のチームとして2倍楽しめるし、そしてその後は両チームの間で選手を入れ替えたり、怪我人とのローテーションなども出てくることになる。

しかし、奥野監督としては、週末と水曜とでまるで戦い方を切り替えて戦う必要もあるだろうし、その辺の舵取りは非常に難しいところだろう。

ただ、基本的な戦い方は両チーム共有であるべきだろうし、共有していないと選手の入れ替えもできない。

2チームが共存することで、互いのチームの戦績も争う事になるし、好調、不調を補完し合うことにもなる。


やはり楽しみで仕方ない。

また、いつコロナウィルスが拡散し、中断してしまうかわからないが、とにかくやれる間だけでも、この連日の連戦という状況でしか経験できない楽しみを味わいたい。





(20.5.30UP)

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