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ザスパクサツ群馬

2019年8月10日(土)
J3リーグ2019シーズン第20節
ザスパクサツ群馬 VS カマタマーレ讃岐(アウェイ)
観戦記 1−0

横棒


ついに昇格圏内まで肉薄するザスパ

下位とのアウェイ2連戦であろうことか2引き分けとなってしまい、足踏みとなってしまっていたザスパだが、とにかくホームで強い今季のザスパは、ホームで連勝を遂げて、他の上位陣が足踏みをしている中、ついに昇格圏内の2位熊本まで勝ち点2差と詰め寄った。

とにかく今の形の4−2−3−1の形にして、右サイドバックにDF19吉田将也が入ってからのザスパを支えるのは、圧倒的な攻撃力。

セレッソ23相手には5−1と圧倒し、そして攻撃力だけはリーグ屈指のYS横浜相手には3−2と乱打戦を制する。

それを支えるのは、右サイドバックのDF19吉田将也と、左サイドバックのDF24光永の両翼の上りからの鋭いクロス、そしてそれをセンターで合わせるFW17高澤の相性の良さがあり、この両サイドの攻撃については、どんなチームがどんなにマークしようとも、結局は防ぎきれるものではない。

そこに加わるのが中央からの攻撃であり、これまでの攻撃の軸・FW7加藤潤也が福島戦でのダーティなタックルから負傷して以来、欠場、ベンチ入りを繰り返す中、FW9岡田翔平がトップ下に入り、そして左サイドにMF14田中稔也が入る事で、そのゴールに迫る運動量、動きの良さから加藤潤也の穴を埋める活躍を見せている点がここ最近の試合での最大の収穫となり、1人が抜けてもそれを補って余りある層の厚さも、今のザスパの強さを下支えする。


その層の厚さから新たに見えてきた作戦が、攻撃の軸でありエースであるFW7加藤潤也をあえてベンチに置き、後半でスーパーサブとして使う作戦。

前節は守備陣の足が止まってきたところで投入されるや、面白いようにオープンスペースに放り込まれたボールに俊足を活かして追いつき、あっという間に攻撃の起点を作りまくった。

そして披露したDF陣には付いてこれないフェイントを入れ、更に相手DF陣を追い詰める。
岡田翔平、田中稔也がいるのならば、しばらくは加藤潤也をあえてベンチに置く方が、相手にとっては嫌な作戦となるだろう。

鳥取のフェルナンジーニョがガンバ時代、西野監督があえて後半頭からフェルナンジーニョを投入し、突然前半とは全く別のチームに生まれ変わるガンバ相手に相手は混乱したものだが、その時に私が銘打った”悪魔の作戦”の第二弾と言える。


一つ問題は、前節後半に相手のダーティなタックルで足を負傷し、負傷退場となったFW9岡田翔平の足が心配されるところ。

だが、その翌日の練習試合ではFW20岩田拓也が2得点を決めたらしいし、ここで岡田翔平に無理をさせるよりは、スタメンで岩田拓也を使い、思いっきり相手を翻弄し、そして加藤潤也に交代させるという作戦を、私なら選ぶ。


さて、布監督の采配はいかに・・・

昨年は3位までいきながら、ついに1回も届かなかった昇格圏内2位の座を一気に行きつきたい。


内弁慶だけでは昇格できない

今日のアウェイ戦を前に一つ整理しておくと、ここまでリーグ後半戦を折り返し19試合を戦ってきたところで9勝5分5敗の3位。

その中で、ホーム戦は7勝2分1敗で現在ホーム6連勝中と無類の強さを誇るが、それに対してアウェイは2勝3分4敗と、あろう事か負け越してしまっている。

やはり先の沼津、岩手とのアウェイ2連戦での2引き分けのダメージが大きいわけで、あの勝てた2試合で2連勝取っていればアウェイでも4勝1分4敗となり、この試合でアウェイでも勝ち越せたところだったが、まー、加藤潤也怪我からのいろいろ選手起用や、不可解なジャッジの問題などあったにせよ、過ぎた事は仕方ない。

とにかくアウェイでも今のザスパの強さは無類であることを証明し、ホームだろうがアウェイだろうが、大量得点で蹴散らすサッカーで一気に昇格圏内を陥れるのみ。

ここで勝てばチーム記録更新の6連勝も見えてくるし、そして6連勝できれば昇格できる。



あえてエース加藤潤也をスーパーサブに置くザスパ

ザスパは前節からスタメン変えず。
足を刈られ負傷退場の形となったFW9岡田翔平が心配だったが、スタメンから出られるという事は大事には至らなかった様子であり、本当に良かった・・・

岡田翔平、田中稔也がスタメンということは、つまりエース加藤潤也がベンチということ。

まさか、、、布監督も私と同じ考えか???
誰もがスタメンのトップ下で入れるであろう、怪我から完全復帰の様子のエース加藤潤也を、あえてベンチに置き、後半にスーパーサブとして投入して、そのスピード、運動量、テクニックで後半バテた相手陣地を蹂躙するという、まさに悪魔の作戦を・・・

岡田翔平、田中稔也がスタメンで行けるうちなら、加藤潤也抜きでも、今のJ3ならどこが相手でも互角以上に戦える。
そして、後半になると、悪魔の加藤潤也が登場し、試合を一気に突き放しにかかる・・・

もし、布監督が普通に戦力の優劣として加藤潤也をベンチに置いたのではなく、本当はスタメンのところを”あえて”スーパーサブとしてベンチに置くことを考えたのだとしたら、私の中での布監督への評価は急浮上という事になる。


スタメンだけでも十分勝てるが、何かあっても加藤潤也が後半に巻き返せる。

もはや私の目からは、今日のザスパには勝てる要素しか見当たらない。
正直、これがJ3リーグであることが惜しい。J2はおろか、J1で戦いたいくらいだ。

あとは結果で証明して見せるだけだ。



17高澤
9岡田翔平
14田中稔也    10青木翔大
8窪田 6佐藤祥

24光永        19吉田将也
32渡辺広大 2舩津

23吉田舜


ベンチには、FW7加藤潤也、FW18中村翔太、MF41後藤京介、MF22飯野七聖、DF35磐田、DF28福田、GK21キムチョルホ

ただ・・・たった一つ不満点があるとすれば、先の練習試合でも2点を決め、好調をキープしているはずの、怪我から復帰のFW20岩田拓也が、ベンチにすら入らない事か・・・
本当にDF28福田をベンチに置いておく事に意味はあるのか?もう福田大作戦はあり得ないと証明済みでは?後藤京介、磐瀬とニューカマーを入れるより、もっと優先すべき戦力がいるはずでは?
機動力、運動量、突破力、得点力、全ての点において、岩田拓也をベンチにも入れない理由が私にはわからない。





永田亮太不在の讃岐

一時期は昇格圏内にもいたJ2から落ちてきたばかりの讃岐だったが、最近は絶不調。
前節はザスパが圧勝したセレッソ23相手にも0−1で敗れ、ここ5試合は1分4敗と散々たる様子で9位まで落ち込んでいる。

その状況を物語るのが、これまでは1アンカーでチームの大黒柱として支えてきた元ザスパのMF永田亮太が、なんとセンターバックで起用されている様子。

負けがこんでいるところで、よっぽど守備陣のテコ入れが必要な状況なのだろう。

申し訳ないが、このリーグ後半戦に入りこの状況では、J2から落ちてきたばかりの讃岐も、もう今季は昇格の芽はほとんど無いといっていい。

アウェイとは言えどもこの試合で讃岐には引導を渡したい。



以上、試合前のプレビューとして、センターバック起用が注目された永田亮太だったが、なんとベンチにもいない・・・
おそらく怪我だろうか。

そして、ベンチにはやたらと攻撃的なメンバーが出そろい、かつてザスパがやられた顔ぶれが並ぶ。

だが、今日のザスパ相手ではそれも通じないだろう。
彼らが後半に出てくる頃には、途中投入されたフレッシュな加藤潤也が、悪魔となって讃岐の陣地を蹂躙している事だろうから・・・


13木島徹
17池谷
23西       28渡辺
14佐々木 8赤星

6長澤           20柳田
5麻田 22武田

1清水健太



ベンチは、FW9我那覇、FW33木島良、FW21福家、FW19重松、FW11森川、MF10高木和正、GK24瀬口




立ち上がりから圧倒的にペースを掴むも、得点ならず

立ち上がりから、やはり攻撃のペースを握るのは好調のザスパ。

右のDF19吉田将也、左のDF24光永らもよく攻撃に参加し、そして両サイドに顔を出すFW9岡田翔平らを起点に、最初から何度も讃岐ゴールを脅かす。

8分にはGK清水健太が味方からのボールを後ろにそらしてしまい、そこを連動して拾ったMF14田中稔也が、決定的なクロスを上げようとするも、相手にブロックされ左CKに。
この左CK、ファーに逸れて、FW10青木翔大のシュートは相手にブロックされ、今度は右CKに。
そしてニアでのDF24光永のヘディングは惜しくもバーの右。
早くもザスパはこの試合での主導権を握る。


15分、FW10青木翔大を起点に速攻の形となったザスパは、左に渡ったMF14田中稔也からの絶妙なパスを前線で走りながら受けたFW17高澤が、飛び出してきたGK清水もかわし、無人のゴールへシュートを送るも、清水がかろうじて手に当てて外に出す。
圧倒的に攻め込んではいるものの、この立ち上がりの時間帯、そうは簡単に点を入れさせてはもらえない。
それがサッカーというものだろうが、しかしそこをこじ開ける力強さが昇格のためには求められる。


18分、初めてに近く讃岐の攻撃の形となり、MF28渡辺からのクロスにダイビングヘッドに飛び込まれるも、これは相手のファールとなる。


前半も半ば、23分を過ぎると、この日1回目の給水タイム。この給水タイムにも、もう慣れてきた。
結局、かなり攻め立てたが、ここまでで得点できなかったか・・・
先制さえ取れれば、もう畳みかけるように大量得点も可能だと思われる展開だが・・・


給水タイム明けの28分、左サイドでMF6佐藤祥が、さすがの球際の強さで相手からボールを奪取すると、そのままフリーで抜け出す形となり、角度の無いゴール左からのシュートは、GK清水がはじくも、そのボールを再び祥が拾い、ファーに送ったところでFW10青木翔大が落とし、MF15ジャスティンのミドルシュートはバーの上へふかしてしまう。
余裕があるところなんだから、枠にいって欲しいところだが、どうしてもミドルは上に上がるか・・・



前半終了間際、ジャスティンのクロスから高澤の完璧なヘディングにより先制!!!

37分、しばらく讃岐のポゼッションとなっていた中での、FW17高澤が前線から抜け出す形になりそうになった速攻の場面でDF20柳田がファールで止めてイエローが提示。

40分、讃岐は左サイドのスローインから、FW13木島徹がペナルティ手前中央でボールをコントロールし、ミドルシュートを放つと、これはバーの上。

おそらく、讃岐のこの試合初めてのシュートだったか?


この後も讃岐のポゼッションの時間帯は続くが、ザスパも前半立ち上がり飛ばした見返りとして、ここはあまり前からプレスにいかず、讃岐にボールを持たせる形でしっかり対応し、そこまで危ない場面も作らず、そして前線では高澤や岡田が速攻のチャンスを伺うといった様相で時間が推移。

給水タイムの分、長く取られた3分間の前半のロスタイムも過ぎる中、右サイドでDF19吉田将也が起点となり、攻め上がると、いったんFW10青木翔大に預ける形となり、翔大は将也に戻さず、後ろに落とすと、ここにフリーで構えていたMF15ジャスティンがきれいな弧を描くクロスをゴール前ファー寄りに入れ、ここにダイビングヘッドでFW17高澤がドンピシャで合わせる!!!


GOOAALLLL!!!!


おおおおお!!!なんとも完璧なジャスティンのクロス!!そして高澤のヘッド!!!!!

見たか、讃岐!!!!これが今のザスパの強さだ!!!!!

前半半ばから、讃岐がボールを持たされる形となったところで、なんとなく時間の問題といった雰囲気はあったが、まさか前半のうちに、こうも綺麗に決まるとは思わなかった。

吉田将也という、今一番のザスパの起点から、翔大、ジャスティンと完璧な流れに、相手の讃岐も前半終了間際の足が止まる中、全くマークにつききれなかった。

そして高澤、最近の試合では決定機を外して、もっと追加点が取れるところで取れていなかったが、この試合では貴重な先制を叩き込んだ。
完全に相手マークの前に入り、相手のDFもGKもノーチャンスの、完璧なストライカーとしての得点となった。


正直、前半はこのままスコアレスで折り返しかと思ったが、首尾良く先制点も取れ、そして後半にはエース加藤潤也が控える。

相手讃岐の攻撃も、ほとんどザスパ守備陣は見切っているし、この試合、勝利はおろか3点差以上は確実に取れる試合展開となった。
さて、加藤潤也による後半の悪魔の作戦はいかに。


それにしても、問題は讃岐か。
J2から落ちてきた1年目だけは、救済金により戦力も維持できるが、その資金が全て走れないベテラン達の人件費に回されていると見える。
そう、昨年、ジャンボ大久保などで陥ったザスパと同じように・・・
J2から降格したのだから、テコ入れして1年で復帰できるようにJ3に立ち向かわないといけないところを、このままではもはやジリ貧確実だろう。
そして、今年上がれないと、一気に資金力は落ちて、さらにジリ貧の展開になり、もうJ2への復帰は相当に難しくなるというアリ地獄に・・・
讃岐のチーム、クラブとしてのビジョンが求められる局面だ。






後半、加藤潤也投入!!!

後半に入っても、やはりザスパ優位の展開は変わらないが、讃岐も速攻に活路を見出し、後半5分にはザスパゴール前まで押し込まれるも、ここは落ち着いて攻撃を遅らせ、FW木島のファールを誘う。

後半7分、右サイドからDF19将也のクロスは、ファーに流れ、ノーチャンスかに見えたが、マークに挟まれたFW17高澤が左足を振りぬいて足に当てたシュートは惜しくもバーの左。
これほどノーチャンスに見えたクロスでも、チャンスに変えてしまう力強さがFW高澤の魅力といえる。


9分、カウンターの場面で左サイドをフリーで抜け出したFW17高澤からのクロスに、ファーでDF19将也が合わせてシュートを放つという、いつもと逆パターンでの決定機は、GK清水がファインプレーではじき出す。


15分、一応ホーム讃岐も右サイドからの展開から押し込みはするが、時間がかかるとFW9岡田までしっかりと下がってゴール前を固めるため、讃岐としてはノーチャンス。
FW13木島徹は時折さすがの力強さを感じはするものの、もはやよっぽどのカウンターか、セットプレー以外では点を獲られる気がしない。


19分になると、互いに選手交代。

1点リードされ、なおかつ流れも変わらない讃岐は、やはり2人同時に交代となり、DF6長澤とMF23西に代えて、FW19重松と、MF11森川という、本来の2トップを投入してくる。

そしてザスパは、やはり来た、FW9岡田翔平に代えてのFW7加藤潤也の投入!!!!
やはり、布監督は初めからこのプランを考えていたか・・・
下手に1点リードしているので、いつもの布監督なら交代をためらうかと思ったが、ここは迷いが無かった。



讃岐の2回の決定機はゴールならず、磐瀬投入で守備固めに

しかしこの投入直後の21分、讃岐のDF20柳田からのクロスに、ニアでMF11森川に飛び込まれ、間一髪のところでその手前でDF2船津がスライディングブロックでこれをクリア!!!
この試合、一番の危ない場面だった。
まだまだ1点差、加藤潤也作戦が波に乗るまでは気は抜けない。

そして続く24分、今度は同じく右サイドからMF28渡辺がペナルティ内でキレのあるドリブルで縦に突破してからのパスに、ゴール前ニアでのFW19重松のシュートはバーの右を直撃!!!
おお!!!これまた危ない!!!

讃岐は2人同時交代が奏功した形で、逆にザスパは攻守に運動量豊富に貢献してきたFW9岡田翔平が抜けたギャップもまだ埋めきれていないタイミングを突かれ、この2回の決定機を讃岐に与えてしまったが、しかしここを守れたのは大きい。


ザスパ布監督はこのギャップを埋めるべく、28分、MF14田中稔也に代えて、MF35磐瀬を投入し、そのまま左サイドに入れる。

う〜ん、左サイドの守備のテコ入れのためなのだろうが、それが正解なのか??
MF22飯野七聖という手もあっただろうし、そもそもFW20岩田拓也さえベンチに入れていれば、何の問題も無かったはず。
守備のユーティリティーである磐瀬では守備のケアは出来ても、そもそも左サイドハーフとしての攻撃面での大事な機能が懸念される。
すでに加藤潤也は入れてあるので、あとは潤也の速攻だけあれば十分という判断かもしれないが・・・


30分、交代で入ったFW7加藤潤也にゴール前左でボールが渡り、狭い地域だったが潤也がシュートを放つと、相手に当たりCKへ。


32分、中盤で相手とのボール争いになったMF6佐藤祥が、バックステップしながらサイドチェンジのボールを右のDF19将也に入れる。
おお!!祥はそんな事も出来るのか・・・
この試合でも、相当に走り回りセカンドボールを拾って波状攻撃に貢献している祥だが、こういったサイドチェンジが増えてくると、両サイドの攻撃が武器のザスパにとっては今後も鬼に金棒となる。




潤也投入効果乏しく、追加点取れず・・・しかしアウェイ3勝目!!!

35分、讃岐は最後の交代、MF8赤星に代えてFW9我那覇を投入し最後の攻勢に。

36分、右CK、MF15ジャスティンのキックから、ファーでのDF32渡辺広大のヘディングは惜しくもわずかにバーの上。
こういった場面でセットプレーから相手の息の根を止める追加点が取れると、この先もグッと楽になる。


40分、右CKの流れの中から、セカンドを拾ったMF6佐藤祥がペナルティ左から無回転の強烈なシュートを放つも、GKの正面で惜しくも追加点ならず。


それにしても、予想したほどは交代投入されたFW7加藤潤也が効いていない。

ホーム讃岐も、ここで負けたらもうJ2への1年での復帰は無いという危機感が、ここにきて発動したのか、前半とはうって変わって、積極的に連動して動いてくるようになった事も要因に挙げられるが、それにしてももっと効果的に活かしたいところ。
稔也に代えて投入された磐瀬も、ほとんどハマっていない様子であり、これは作戦の再構築が必要だろう。


そうしている内に、試合は早くも4分間のロスタイムに入り、讃岐は後方からのアーリークロスに、ゴール前でのMF11森山のヘディングはかろうじてバーの左を直撃!!!

おいおい、危なすぎだろう!!

まさか、この時間帯まで1−0のままとは・・・3−0の予想だったが、やはりサッカーというものはわからない。


残り2分となったところで、ザスパは最後の交代、FW17高澤に代えてDF28福田を投入。
やはり最後のクローズと、セットプレー対策か・・・まー、こういった展開となっては仕方ない。
ザスパとしては本来は不本意だが、なんとかアウェイでの3勝目の勝利を掴むべく、コーナーポストでの時間稼ぎにも入る。


こうして時間を稼いだ中でタイムアップとなり、かろうじてザスパはアウェイ3勝目を手に入れる事となり、3連勝となった。



ブレイク期間、草津でのミニキャンプでしっかり詰めるべき

勝つには勝ったが、後半の落ち込み様は見られたものではなかった。

前半を観るかぎり、まさか後半にこれほど苦戦し、バーを2回も叩かれるようでは、全く勝った気もしないし、もっと突き放して勝利したかった。


要因として、FW7加藤潤也の投入が今回はあまり効かなかったわけで、同時に投入された讃岐の2人同時投入の方が、讃岐のスイッチを入れた結果だった。

だが、本来はザスパも加藤潤也の投入により、もっとスイッチを入れるべきだった。

エース加藤潤也が入るということは、単なる岡田翔平との交代ではなく、相手を突き放すための切り札の投入であることを、もっとチーム全体で共有しなければいけない。


その辺が甘いのだろうし、2週間のブレイク期間にしっかりと詰めてもらいたいところ。

そのためには、やはり草津でのミニキャンプだろう。

この時期、前橋ではとてもじゃないがまともな練習は出来ないだろうが、高原で動きやすく、そしてマッサージ要らずの強酸性の温泉がある草津は、夏の合宿場には最適だ。

ザスパクサツ群馬である限り、草津での夏のミニキャンプだけは絶対に決行すべきだ。


ついに2位、昇格圏内に!!!

この日、2位熊本が最下位のYS横浜に引き分けとなったため、勝ち点が並び、ザスパには得失点差17という圧倒的な数字があるため、単独で2位となり、ついに昨年、1回もたどり着けなかった昇格圏内に入った。

これで、もう相手がどうであろうと、ザスパが勝ち続け順位を抜かされない限り、このままいけば昇格できる権利を得た。


ついに2位か・・・



これでアウェイ3勝目、そして3連勝となったザスパ。

2週間のブレイク期間後の長野戦でもきっちり4連勝し、その後も相模原、FC東京23、沼津戦と、下位との連戦が続くため、7連勝すら見えている。

そうすれば、その後の10月頭の首位・藤枝との直接対決時には、すでに昇格もほぼ手中に収めているほど優位に立てるだろう。

ブレイク期間後が更に楽しみだ。








(19.8.10UP)

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