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2020東京オリンピック グループA第2戦
日本代表U-24 vs メキシコ代表U-24
2−1


横棒


グループAの1位突破を賭けたメキシコとの第2戦

オリンピック代表といえば、前々回のロンドンオリンピックで、快速FW永井を1トップとした関塚JAPANがベスト4まで進出する快挙を遂げていたが、その時のオリンピック代表を久保建英、堂安律、そして三苫と揃う最強の攻撃力を誇るいよいよメダル獲得へと期待のかかるリオオリンピックとなり、自分としても大注目。

1戦目の南アフリカとの対戦では、そもそも相手の主力選手に新型コロナウィルスの感染者が出てしまい、試合直前まで果たして試合ができるのかといった状態だったが、試合が始まってみればなかなか得点が取れず大苦戦し、最後は後半に久保建英が個の力でどうにか1点獲って白星発進となったものの、得点力、攻撃力というところが不発気味に思えた初戦だった。

2戦目はフランスを4−1で圧勝したメキシコとの戦いとなり、この戦いが実質、このグループAの1位突破を賭けた戦いとなる。



森保JAPAN

攻撃のピースとして唯一欠いている川崎フロンターレの現在JリーグNo.1ドリブラーのMF11三苫が足の張りがあるということで欠場中だが、いつ、どこで出してくるかに注目となる。



19林大地

16相馬勇紀 7久保建英 10堂安律
17田中碧 6遠藤航

3中山雄太      2酒井宏樹
4板倉滉 5吉田麻也

12谷晃生



ベンチは、FW18上田、FW9前田大然、MF11三苫、MF8三好康児、DF13旗手怜央、DF15橋本大樹、DF14冨安健洋、GK1大迫



攻撃力が凄いメキシコ

初戦でのフランス相手に4点獲ったメキシコ。
左サイドから次々鋭い攻撃を仕掛けるFW11ベガ、1トップのFW9マルティンといったところが要注意。
そしてGKは長らくメキシコ代表に君臨する36歳の大ベテランGK13オチョアがゴールを守る。



9マルティン
11ベガ    10ライネス
17コルドバ 8ロドリゲス
7ロモ
14エリックアギーレ     2サンチェス
5バスケス 3モンテス

13オチョア




立ち上がり、いきなりの堂安から久保建英の先制!!!

開始15秒、いきなりメキシコに左サイドから攻め込まれ、ゴール前に決定的な低いクロスを入れられ、これは誰も触れずゴール前をスルーするが、危ういところだった。

すると7分、右サイドからの縦パスにスピードをもって抜け出したMF10堂安律からの低い折り返しにバイタル中央を抜け出したMF7久保建英が左のアウトサイドでダイレクトで当てていったシュートが見事に決まる!!!


GOOAALLLL!!!!


よく決めた久保!!!
2試合連続ゴール!!!!

まさかメキシコ相手にこんなに早い時間帯に先制できようとは思わなかったが、考えてみると初めから守りにきた南アフリカよりもむしろ攻めにきているメキシコ相手の方が点が取れるということか。





まさかのPK判定から日本追加点!!??

すると10分、MF16相馬がペナルティ左に攻め込んだところからDF3モンテスがブロックにいった伸ばした足が引っ掛かり、なんとVARの確認の末にPKの判定とともにイエロー提示???

え???しかもあれでイエロー???


このPK、MF10堂安律が蹴りに行き、冷静にゴール中央に決め、2得点目。

いやいや、日本側から見ても、この判定はおかしいって・・・
しかもイエローですか??
ちょっと判定が偏り過ぎている。


まさかの序盤での2点ビハインドとなったメキシコ。

17分、FW9マルティンが左サイドからのパスをゴール前で受け、さすがの反転からのシュートは、GK谷が正面でどうにか受けるが、あまりに至近距離だったため、危なかった。


22分、右サイドから抜け出したMF10堂安律からの折り返しに、ニアでブロックされたこぼれ球がファーに流れ、MF16相馬の左足からのシュートは惜しくもバーの左。
これは惜しい!!!!


25分、右サイドの密集を自慢のテクニックで抜け出したMF7久保建英に対して、ファールで止めにいくしかなかったMF8にイエロー。



前半は2点リードで折り返し

29分、MF16相馬のブロックにいったDF2サンチェスに対して、なんとこれもイエロー??
この主審おかしいって・・・
これではメキシコも嫌になるだろう。


30分、中央からドリブルで崩されてからゴール前でFW9マルティンがクサビのボールを受けたところからMF17コルドバの決定的なシュートは危うくバーの右上。

34分もメキシコ、FW11ベガが左からのカットインから強引に右足を振り抜いてきて、これは堂安律がブロックするが、メキシコのこのシュートへの意識の高さは凄まじい。

これぞメキシコ、まるで全員がストライカータイプというか、とにかく自分で決めにいく前への姿勢がすさまじい。


42分、メキシコは足を痛めたDF14エリックアギーレに代わりDF6ウラジミルが投入される。


こうして前半は2点リードで折り返し。

日本は両サイドバックがあまり上がらず、リスクヘッジしながら前線だけでやれていた感じで、メキシコの苛烈な攻撃に対してリスクヘッジしながらうまく戦えていた印象。

まさか2点リードで折り返せるとは・・・
これは思わぬ展開となった。






後半、相手DFの一発退場??

後半に入りメキシコもFW10ライネスを中心に攻めこんでくるも、日本もあえてメキシコにボールをもたせつつここは耐え、立ち上がりの猛攻がやんだとみるや12分、MF8ロドリゲスに代えてMF16ホアキンに交代。


18分、縦パスから抜け出されたところから、こぼれ球の処理に手間取ったところからシュートをねじ込んでくるも、GK谷がかろうじて正面でセーブされる。

20分、日本も選手交代、MF16相馬に代えてFW9前田大然(だいぜん)を投入。

FW10ライネス、FW11ベガに代えてFW15ウリエル、FW21アルバラドを投入。BR>

23分、ペナルティ右のわずか外に縦パス一歩から抜け出したMF10堂安律に対して、DF5バスケスが後ろからチャージで倒してしまい、なんとこれに一発レッド???
やはり今日のジャッジは相当に厳しいというか、基準がよくわからない・・・




メキシコ、意地のセットプレーから1点返す!!??

34分、自陣のスルーパスから左サイドを抜け出したFW19林に対して、オフサイドかと思われたがオフサイドではなく、そのままプレーを続行しつつ、シュートがはじかれたところをMF10堂安律が詰めるも惜しくもカットされる。


35分、日本はここで選手交代、MF10堂安律、FW19林に代えてMF11三苫、FW18上田を投入し主力を温存がてら、三苫の試運転。


40分、メキシコに右サイドからFKをとられ、FW21アルバラドのクロスにニアで競られて誰も触らないと、そのままボールがファー方向に流れ、GK谷も足を延ばすも触れず、そのままゴールに吸い込まれる!!!


・・・・・・・・・・!!!!?????・・・・・・・・

なんと入れられてしまうとは・・・
1人少ないメキシコに1点返されるとは思わなかったが、確かにFKで入りやすい角度だったが・・・


2連勝!!!

試合は4分のアディショナルタイムに入ったところで、右サイドからの突破からフリーにさせてしまい、一瞬ヒヤッとさせたが、直接ニアからシュートにいったところはGK谷がさすがのセーブ。


3分、メキシコに左サイドからのFKからゴール前でヘディングをギリギリ枠の上に撃たれるも、GK谷がすさまじい反応でこれをファインセーブ!!!

この後もCKから攻め込むメキシコに対して、粘り強く守る日本、どうにかタイムアップを迎え、この試合も2−1での接戦を制する!!!


メキシコのさすがの猛攻もすごかったが、日本も力を抑えつつ、前半の2得点をうまく守りきり2連勝!!!


日本はジャッジにも助けられた序盤の2点を守り切る形で2連勝となり、特に1位のメキシコとの直接対決だったため、これでグループ1位通過の可能性が高くなったわけだが、一方、メキシコに大敗してしまったフランスも南アフリカ相手にアディショナルタイムでの決勝点で4−3で勝利している。

グループ最終戦、フランスとの戦いでは3点差以上で負けない限り、フランスに勝ち点、得失点差で逆転はされないはずとなるが、そうなれば南アフリカに4点獲ったフランスは全力で襲い掛かってくるだろう。

逆に、早々に2点でも獲れば主力を温存しトーナメントに備えることもできる。

安定した戦いぶりを見せている日本としては、トーナメントに備え控え陣の力も試したい一面も持つ、重要なグループ最終戦に向かうこととなる。


試合を冷静に振り返ると、またしても流れの中から点を獲ったのは1戦目に続き久保建英のみ。

FWとしては鳥栖のFW19林以外にこの試合途中出場したFW9前田大然、そしてFW上田もいる。

早めに2得点とったわりには林を長時間引っ張り過ぎた感があり、もっと控え陣を試すべきではとも感じた。

特に左サイドバック、もしくは右でもいいが、スペイン代表戦で高い評価を得ている旗手(はたて)をもっと積極的に活用しないものなのか。

三苫がようやく復活した一方、冨安の状態が不安な中、控え陣のさらなる活用に森保ジャパンには期待したい。














(21.7.25UP)

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