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2017-2018全国高校サッカー選手権
H30.1.21
 群馬県勢初の全国制覇 前橋育英 凱旋優勝パレード

優勝メンバー選手名鑑


横棒



前橋育英サッカー部・凱旋優勝パレード!!

群馬県勢初の全国制覇をついに成し遂げた前橋育英の凱旋優勝パレードが21日午後14時からに前橋市中心街行われた。

2018.1.21 前橋育英、凱旋優勝パレード!!
2018.1.21 前橋中心街の弁天通で市民の歓声に応える山田耕介監督(手前)と、キャプテン田部井涼(2台目)

2018.1.21 前橋育英、凱旋優勝パレード!!
2018.1.21 前橋中心街の弁天通で市民の歓声に応える山田耕介監督

2018.1.21 前橋育英、凱旋優勝パレード!!
2018.1.21 前橋中心街の弁天通で市民の歓声に応えるキャプテン田部井涼

2018.1.21 前橋育英、凱旋優勝パレード!!
2018.1.21 前橋育英 凱旋優勝パレードに彩りを添えるチアガール

2018.1.21 前橋育英、凱旋優勝パレード!!
2018.1.21 前橋育英 凱旋優勝パレードを演奏で飾るマーチング

2018.1.21 前橋育英、凱旋優勝パレード!!
2018.1.21 前橋育英 凱旋優勝パレードでお披露目された、緑の大優勝旗に掲げられた前橋育英の黄色い帯!!


優勝パレードの後は、前橋テルサにて、前橋育英イレブンに県民栄誉賞と前橋市民栄誉賞の授与式が行われた(^^)v

2018.1.21 前橋育英、凱旋優勝パレード!!
2018.1.21 前橋テルサにて、前橋育英イレブンに県民栄誉賞と前橋市民栄誉賞の授与式

2018.1.21 前橋育英、凱旋優勝パレード!!
次は全国制覇2連覇だ!!!
前橋育英イレブン!!!


前橋育英・全国制覇優勝メンバー名鑑

栄えある優勝メンバーとなったイレブンを、あらためてここでしっかり記録しておきたいと思う。

以下が2018年1月8日の流経大柏との決勝でのスタメン



22榎本
10飯島陸
8五十嵐     9田部井悠
14田部井涼 7塩澤

15渡邊泰基(たいき) 2後藤田
3角田 5松田陸

12湯沢


このイレブンに加え、ほぼレギュラーとして特に活躍したFW13宮崎とMF23秋山を加えて、以下のとおり個別に記す。



GK12湯沢拓也
足利両毛ユナイテッドFC出身
185cm/75kg

背番号1松本瞬(前橋FC出身)を押しのけ正GKの座を守った湯沢は、大会を見事1失点のみに育英ゴールを守り抜いた。

県大会予選も無失点であり、今年の前橋育英がいかに守備陣がストロングポイントのチームであったかを物語るが、守備陣が素晴らしいだけに、なかなかシュートも撃たれない中、それでもそこをかいくぐって撃たれる決定的シュートを、集中力も途切らせる事無く、素晴らしいセーブをみせる精神力こそ、前橋育英の守護神として相応しい姿だった。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
見事に失点を抑えた守護神GK12湯沢


DF2後藤田亘輝
横浜FMジュニアユース追浜出身
176cm/66kg

昨年の2年生時から不動の右サイドバックとしてチームに貢献。
特に、その攻撃参加時の攻撃力が光った。

ピッチ外では後藤田親衛隊がスタンドに花を添えた(笑)

埼玉スタジアム
右サイドで積極的に攻撃参加するDF2後藤田

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英 群馬県勢初の優勝!!
DF2後藤田のみを応援する後藤田親衛隊と応援に応えるDF2後藤田
後藤田がボールを持つと狂喜乱舞で全身で応援していた姿が印象的


DF3角田諒太朗
浦和ジュニアユース出身
181cm/69kg

松田陸の相棒として、2年生時からCBを務めた。
互いにチャレンジ&カバーの動きが完璧で、2年間で松田陸と築き上げた守備陣は明らかに大会No.1、いや、史上最強のCBコンビだった。
攻撃時にも、特に左でのフィードの正確さで、何度も前線に決定的な縦パスを送り続けた。

松田陸と角田という、2人の能力の高いセンターバックが揃った事が、今年のチームの最大のストロングポイントであったことは間違いない。

埼玉スタジアム
ゴール前でヘディングシュートにいくDF5松田陸と
センターバックの相棒DF3角田(右)


DF5松田陸
美土里SC(藤岡美土里小・藤岡西中)→前橋FC出身(
176cm/66kg

間違いなく、今年の育英優勝の一番の原動力は、この松田陸において他にない。
松田陸無くして、この優勝はあり得なかったし、今年の育英の無類の強さもあり得なかった。

昨年も2年生にして絶対的なレギュラーであり、代えの効かない選手として山田監督の信頼も2年生にして既に確立されていたはず。

特に私が松田陸の能力の高さに惚れたのは、昨年の大会での佐野日大との準決勝。
この試合は埼玉スタジアムで私も生観戦したが、その試合では後藤田の体調不良と、センターバックにDF小山がコンディション抜群でスタメンに戻ったこともあり、松田陸は右サイドバックでスタメンを張った。

その時の、なんだ?今日の右サイドバックの動きの異質さは??
と、現地で目を見張ったのが、この日初めてサイドバックとしてのプレーを披露する松田陸であり、サイドでの守備のパーフェクトさはもちろんのこと、攻撃参加時も、鋭い出足とスピード、動きのシャープさと機敏さで相手を翻弄し、そしてキックの精度も当然完璧。

埼玉スタジアム 前橋育英VS佐野日大 準決勝
2017.1.7佐野日大との準決勝で右サイドバックとして活躍するDF5松田陸

こんな選手がいるとは・・・しかも、まだ2年・・・
その瞬間、私はこの松田陸に惚れまくった。

そして1年経ち、松田陸は私の期待をさらに上回る成長を遂げ、全国の舞台に帰ってきてくれた。

上述したとおり、相棒の角田とのセンターバックのチャレンジ&カバーは完璧であり、互いに軽いミスや万が一相手に抜かれるような事があっても、必ず互いがしっかりカバーし、全く危なげなく守備をやり通した。

これほどまでに完璧な守備陣は、高校サッカーではそうは見られない。

そして、守備の絶対的な安定が、今年の育英の全てのベースとなり、攻撃陣も存分に力を発揮できた。

これだけのセンターバック陣が揃うチームはやはり強い。


決勝の流経大柏は、これまで戦ったどのチームよりも手ごわく、決勝の相手に相応しかったが、その鋭い攻撃のスイッチが入るはずのクサビのパスを松田陸は鋭い読みと出足から、ことごとくカットしてしまい、そして難なく育英の波状攻撃に繋げてしまう様は、相手チームにとってあまりに高い壁と感じた事だろう。


セットプレー時も、あまりの身体能力の高さからのヘディングの強さを武器に、CKのほとんどは松田陸に照準を合わされ、そしてことごとく決定的なヘディングシュートに結び付けてしまった。
決勝も、流経大柏の徹底したゴールライン際での守備陣のブロック作戦が無ければ、あのヘディングシュートは絶対に入っているべき鋭さだった。


チーム一、いや大会一の身体能力を見せつけ、見事にチームを優勝に導いた松田陸は、来年からJ1の名門・ガンバ大阪に所属する。

ポジションはセンターバックではなく、昨年の準決勝で見せつけた右サイドバックでの活躍が期待されるところであり、正直自分としては、1年目からガンガンレギュラーの座を狙っていいのでは、というほどの期待感を松田陸には感じている。
オリンピック代表も含め、これからの日本を背負っていくべき能力の高さが松田陸にはある。
おそらく、サイドバックだけでなく、アンカー、ボランチ、さらにはFWまで、どのポジションをやらせても一流になれるだろう。

本当に、この松田陸には惚れている。
これだけの選手、しかも生粋の群馬出身はそうはいない。
これからも何年にも渡って、この松田陸には期待感を持って追い続けたい。


ところで、セレッソの不動の右サイドバックが同姓同名の松田陸であり、おそらく2018年度からはメディアも含めかなり混乱するものと思われます( ̄▽ ̄;)
セレッソの松田陸は身長が171cmと、育英の松田陸よりも小さめのため、そこでわかるか・・・あと年齢は7、8歳上なので、そもそもそこら辺で判別するしかない。
また、セレッソの松田陸は、アビスパのFW松田力の双子の兄。


2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
CKからのDF5松田陸の渾身のヘッド!!


DF15渡邊泰基(たいき)
新潟U-15出身
180cm/74kg

どのメディアでも大会No.1左サイドバックとして取り上げられた通り、特にその攻撃力の高さは育英の大きな武器であり、チーム一の俊足・左ハーフの五十嵐との左サイドでのコンビによる破壊力の高さは、どのチームに対しても有効だった。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
左サイドからクロスを放つDF15渡邊泰基

埼玉スタジアム
左サイドからMF8五十嵐とのコンビで圧倒的な攻撃力を見せるDF15渡邊泰基


さらに、昨年から注目していたのは、泰基のロングスローの威力。
かつて坪内、佐田、大谷兄弟らの世代の時に大会を沸かせた元ザスパのMF里見が、とんでもなくロケットスローで解説者もうならせたが、そのロケットスロー系の軌道を持つ泰基のロングスローは、どのチームのロングスローよりも素晴らしかった。

埼玉スタジアム 前橋育英VS佐野日大 準決勝
MF里見以来のロケットスロー系のロングスローを投げる事ができるDF15渡邊


この泰基が、普段の練習中でもロングスローを入れるのだろうが、それによってチームもロングスローに対する対応に免疫がつき、結果的に相手チームのロングスローに対しても、ほとんど育英守備陣は有効的なボールを落とさせはしなかった。


その泰基は、卒業後、今年J2へと降格となったアルビレックス新潟に所属する事となる。

新潟に里帰りした形となり、泰基にとってはプロとして最高のスタートを切れることと思う。

今後も攻守に優れ、ロングスローも扱える万能タイプの左サイドバックとして大成を願う。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
大会No.1の軌道を誇ったDF15渡邊泰基のロングスロー


MF7塩澤隼人
FC東京U-15むさし出身
177cm/67kg

キャプテン田部井涼と共にボランチを組み、チームの攻守の主軸として大活躍となった。

特に攻撃時での、一気に前線に縦パスを送る精度は抜群で、一番印象深いのは、群馬県大会決勝の、ラストの飯島陸の決勝弾を演出した、ダイレクトでの縦パスだろう。

あのプレーに象徴されるとおり、塩澤のここ一番でのパスセンスの良さが光る場面は多く、さらに遠目からのミドルシュートの威力も併せ持っており、攻撃的なボランチとして最高の選手だった。

今回の全国大会の中で特筆すべきは、準々決勝、準決勝とキャプテン田部井涼が欠場した中で、田部井涼に代わって下がり目のポジションに入り、守備陣の引き締めや攻撃へのスイッチ役として、田部井涼以上にその重役をやってのけた。
田部井兄弟と共に、将来期待したい選手だ。

その、攻守に優れる塩澤だからこそ、田部井涼との縦の関係性を保つ役割も完璧であり、先ほど書いたセンターバック陣のチャレンジ&カバーと同じく、ボランチのどちらかが攻撃的にいったときは、必ずもう片方は守備のカバーに回るという、今年の育英、山田監督が最重要視したリスクヘッジが完璧に取られていた。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
この日もMF14田部井涼との縦の位置取りを徹底し、積極的な攻守に貢献したMF7塩澤


MF14田部井涼
(前橋若宮小・群馬中央中)前橋FC出身BR> 173cm/63kg

前橋育英伝統のボランチの系譜を受け継ぎ、チームの主軸たる番号14を継いだのがキャプテン田部井涼。

左サイドバックの渡邊泰基が超攻撃的であるため、その上がった後ろには、必ずこの田部井涼がカバーに入って、完璧にリスクヘッジを行うというのがチームの約束事であり、こういった徹底ぶりが今年の育英の強さの根幹だった。

守備のカバーもさることながら、左足でのプレースキックの威力、正確性もさすがであり、右CKや、左サイドからのクロスなどで、何度もチームに決定機をもたらした。

双子の兄・田部井悠と共に、2年生時からレギュラーとしてチームを引っ張り、キャプテンとしてのメンバーからの信頼も厚い。

大会中は3回戦で打撲を負ってしまい、準々決勝、準決勝は欠場したが、決勝にはフルコンディションで間に合わせ、チームを優勝に導いた。

貴重な左の精度を持つ選手であり、将来が期待される。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
準決勝に続き白アウェイユニの育英イレブンと、2試合温存されての満を持しての登場のキャプテンMF14田部井涼

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
双子の兄MF9田部井悠の右足と共に、左足で素晴らしい軌道のボールを入れるキャプテンMF14田部井涼


MF23秋山裕紀(ひろき)
前橋FC出身
173cm/63kg

群馬県大会では、五十嵐に代わって左ハーフのレギュラーも務め、ボランチだけでなく、攻守に渡っての能力の高さを見せ、大会中の田部井涼の代役の時も、涼に代わって下がり目のポジションに就く塩澤に代わって、ゴールに絡む動きで積極的に前線に参加し、攻撃に厚みを加えた。

上述した、準々決勝、準決勝と欠場したキャプテン田部井涼に代わってボランチとしてチームに貢献した2年生秋山は、同じ前橋FC出身の田部井涼の後継者として、来年度もチームの中心として期待される。

埼玉スタジアム
2年生MF23秋山も準々決勝に続いて積極的に前線の攻撃に絡み、良い経験となった


MF8五十嵐理人(まさと)
ともぞうSC(宇都宮市)出身
177cm/67kg

埼玉スタジアム
随一の俊足、スピードで相手を抜き去るMF8五十嵐

50mを5.7秒で走るというチーム一の俊足を活かし、攻撃はもちろんのこと、守備でも驚くべき速さでのカバーでチームを何度も救った。
その攻守に渡る貢献度は計り知れない。

大会中は得点も決め、決勝でも惜しくもバーを叩くシュートを遠目からでも放ってしまうなど、その攻撃力は申し分ないものだった。

もともとFWの選手ということだが、2列目でこそ、そのスピードが生きる、典型的なアタッカーだった。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
決勝でも存分にスピードと運動量を発揮しチームに貢献したMF8五十嵐


MF9田部井悠
(前橋若宮小・群馬中央中)前橋FC出身BR> 173cm/63kg

双子の弟・田部井涼とは、左利きか右利きかくらいしか違いがない田部井悠だが、田部井涼が守備的なボランチが役割としたら、田部井悠は完全に攻撃のアクセント役を全うし、攻撃的サイドバックの後藤田が大外を回ってくるプレーが多いため、田部井悠はわざと中に絞って相手守備陣を混乱させるプレーが有効打となる事が多かった。

攻撃における能力がいずれも高い万能タイプであり、時にはヒールキックなどでチームの攻撃にアクセントを付ける気の利いたプレーが多く、そして左CK時には素晴らしい精度と威力のボールで相手ゴール前へ何度も驚異的なボールを送り続け、松田陸のヘディングとの相性も抜群。

弟・田部井涼が欠場時には、右CKも右利きの田部井悠が蹴り、しかもアシストまで決めてしまうなど、その右足の威力、精度には絶対の自信をのぞかせた。

田部井涼と共に、チームには無くてはならない選手だった。

埼玉スタジアム
右サイドで圧倒的な存在感を発揮したMF9田部井悠


FW10飯島陸
クマガヤSSC出身
166cm/58kg

一際小柄ながら、逆にその小柄な身体を活かすように、相手守備陣の一瞬の隙を突いての裏への抜け出しの動きが抜群のエースストライカー。

相手チームもわかっていながらもやられてしまう、その抜群の動き出しと、利き足ではない左足でも放てる威力のあるシュートによって、大会中7得点で他を圧倒する得点王となり、大会No.1ストライカーとなった。

2年生時から10番を背負い、人見、馬場らどのFWとの相性も良く、よくここまで成長してきた。

埼玉スタジアム 前橋育英VS佐野日大 準決勝
昨年の準決勝時、この日も優れたドリブル突破から先制をアシストしたFW10飯島陸と、ポストプレーが冴えわたったFW24人見

埼玉スタジアム
準決勝・上田西戦にて、左に切り替えてからのエースFW10飯島陸のシュート!!

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
決勝・流経大柏戦にて、競り合うFW22榎本と、DF20三本木のすっぽんマークに合うFW10飯島陸

特に決勝では、飯島陸に対し今時珍しいすっぽんマークを付けてきて、飯島もなかなか苦戦はしたが、そこをかいくぐっての何本もの素晴らしいシュートなど、昨年決勝・青森山田戦でシュートを放てなかった悔しさから積み上げてきたこの1年の成果を十分見せつけ、最後のロスタイム決勝弾をおぜん立てする見事なターンからのシュートを撃ちこんだ。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英 決勝点のアシストとなったFW10飯島陸の反転シュート
後半ロスタイム2分での決勝点のアシストとなったFW10飯島陸の反転シュートの場面
ここでマンマークDF20三本木と、GKも吊りだす

すると、前に出てきたGK薄井もろとも、素早いターンでこのマークを一瞬剥がすと、鋭くはなったシュートをDF20三本木が腹で執念のブロックを見せる。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英 決勝点のアシストとなったFW10飯島陸の反転シュート

そして、このこぼれ球を狙っていたFW22榎本がシュートに詰める!!!




FW22榎本樹(いつき)
東松山ペレニーアFCジュニアユース出身
186cm/73kg

下記の3年生FW宮崎を押しのける形で、2年生ながら1トップのレギュラーとなってチームの前線を支えた榎本は、高身長からのターゲットマンとして、泰基のロングスローなどの恰好の的となったが、その高さに加えて足元の技術も相当に高く、高いキープ力からの高精度なパスと、ポストワーカーとして理想的な選手と言える。

埼玉スタジアム
準決勝、この日は得点こそ無かったが、前線の起点として、そして五十嵐、飯島らへの絶妙なパスでチームの攻撃に大きく貢献したFW22榎本

さらに決勝での決勝点を決めたとおり、決定力も併せ持つ選手であり、来年の育英の攻撃の軸は間違いなく榎本となる。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
決勝、激しいマークの中、ヘディングでシュートを放つFW22根本


FW13宮崎鴻(こう)
三菱浦和SC巣鴨ジュニアユース出身
185cm/85kg

オーストラリア人を母に持つ、圧倒的なフィジカルと高さが武器のストロングFW。

スタメンレギュラーの座こそシーズン途中に榎本に譲ったものの、決勝で唯一途中投入された通り、山田監督の信頼厚く、宮崎無くしては、あの流経大柏の堅い守備を崩すことはそうは出来なかった。

特に流経の今大会目玉となったセンターバック関川に対し、唯一当たり負けしないそのフィジカルによって関川の強さを打ち消し、その周りで高さ、足元共にいける榎本が効果的に動けるようになったことが、最後の決勝弾に繋がった。

チームのムードメーカーでもあり、どの試合でもジョーカー役として切り札的存在となっていた宮崎の貢献度はかなり高かった。

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英−流通経済大柏
得意のフィジカルを活かしたキープで前線の起点となるFW13宮崎



〜以下、決勝戦の観戦記でもアップした優勝の歓喜の様子を再掲〜


2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英 群馬県勢初の優勝!!

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英 群馬県勢初の優勝!!
山田耕介監督・インタビューで男泣き


埼玉スタジアム
育英イレブンを讃える育英応援団



県民栄誉賞、そして前橋市からも市民栄誉賞が贈られるというが、それ以上に、これ以上ない感動をありがとうと心からお礼を言いたい。


2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英 群馬県勢初の優勝!!
2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英 群馬県勢初の優勝!!

2017年度 高校サッカー選手権 前橋育英 群馬県勢初の優勝!!
山田耕介監督、悲願の胴上げ!!

(18.1.21UP)






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